8セクションに分かれた事業をワンブランド化 Webサイト設計・開発と組織強化をサポート
▼クライアント
日商エレクトロニクス株式会社 様
https://www.nissho-ele.co.jp
▼業種
広告・情報通信サービス|システム開発|ネットワークインテグレーター
▼サポート内容
アプリケーションブランド『Natic』のブランド開発・ブランドサイト設計・開発
▼DXの分類・目的
既存事業(既存市場×既存資産)|サービスレベルの向上
▼キーワード
Webサイト開発|UXデザイン|UIデザイン|ブランド開発|ブランディング|組織強化|コンテンツディレクション
最先端のICT技術を生かしたソリューションやサービスを提供し、企業のDX推進をサポートしている「日商エレクトロニクス」。
モンスターラボグループでは、同社の8つのセクションに分かれた事業を統合し、ワンブランドとして提供するためのブランド開発およびWebサイト制作を実施した。
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■課題
日商エレクトロニクスは、従来対面で行っていた商取引を時間と場所を超えて実現するデジタルオムニチャネル(DOCH)、紙文書などのアナログ情報をデジタルデータ化するデータエントリー(DE)など計8つのアプリケーションを提供。これらの自社サービスの価値・魅力を整理して発信すること、また、サービスを柔軟に組み合わせることで顧客への提供価値を向上させたいという思いがあった。
日商エレクトロニクスが当初求めていたのは既存Webサイトのリニューアル。しかし、モンスターラボがUXデザイナーを交えて提案を進めるなかで、異なる事業を統合し、ワンブランドとして展開していくことの重要性にフォーカスが当たった。
それぞれの事業をワンブランド化する過程では、メンバーの意志の統一も大きなミッションとして掲げられた。
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■ソリューション
プロジェクトには、モンスターラボグループのデザインコンサルティングファーム「A.C.O.」から、UXリサーチ・設計などのスペシャリストをアサイン。まずは企業アイデンティへの理解を深め、課題の明確化に努めた。
プロジェクトの初期段階では、A.C.O.独自のBX/UXデザインプログラムをもとに、各事業部の担当者を交えてワークショップを実施。各事業の魅力を発見すると同時に、縦割り構造だった部署間に相互理解を生み出した。
ワークショップで得られた示唆をもとに、8つのプロダクトを統一感を持たせて打ち出すためのブランド開発を実施。また、ブランドをビジュアル化するため、A.C.O.のアートディレクターがVI(ビジュアルアイデンティティ)開発を行った。
Webサイト制作では、ブランドパーソナリティをコピーワーク、デザイン、グラフィックに継承するため、A.C.O.が得意とするUX設計、情報設計、コミュニケーションデザイン、UIデザインに加えて編集・ライティングも提案。新ブランドがより「伝わる」Webサイトを作り上げた。
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■結果
ブランド開発から企画し、ブランドサイトの設計・開発を一気通貫で伴走することでスムーズな進行を実現。2020年9月、日商エレクトロニクスのアプリケーション群を束ね、ワンプラットフォームで構成されたブランド『Natic』のリリースに至った。
同サービスは「最高のアプリケーションを作り、 お客様のビジネスを創る」というブランドビジョン掲げ、約450社の顧客に対して最適な組み合わせを提案するとともに、顧客の事業価値を高めるためのビジネス共創を推進している。各事業に従事するメンバーはワンチームとして機能しており、チーム組成の観点でも大きな効果を生み出すことができた。
モンスターラボは今後もデザイン・開発の両軸から、同社のブランド発展をサポートしていく。
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(情報公開日:2021年1月15日)
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