読書の秋
読書の秋がやってきました!!
久しぶりに読んだ小説を紹介します。
映画化もされている、住野よるさんの「青くて痛くて脆い」です。
登場人物は大学生で、他人(特に友人)との距離の取り方について書かれた作品なのかなと私は思いました。
自分が学生だった頃のことを思い出したり、人と関わる上で大事にしたいことや妥協するべきことを考えさせられたり、読み応えのある作品でした。
大人になると、人間関係で悩みを抱えることがぐっと減ってくると聞いておりましたが、まさにその通りで、私はこの数年、幸か不幸か人間関係でほぼ悩みなしです
それはこの小説で描かれているような、青くて痛くて脆い過程を踏んできたからなのだろうなと思います。
コロナ禍で人との関わりが少なくなっている今、ちょっと恥ずかしいけど人臭い感情を思い出すのにぴったりな一冊です。
こういう青春の痛みを忘れずに年を重ねるということもきっと大事ですよね。
一晩で一気に読み進められるような作品なので、秋の夜長におすすめです。
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