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舞台が開く


規則的に聞こえる呼吸の音を乱さないように、静かに布団から滑りでて、音がしないように静かにドアを閉める

ぴーんとした澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んで、私は歩き始める

濃紺の空は、舞台のカーテン。
観客は過去の私
カーテンが開き、
そこから輝く光が差し込むのを待っている。

眩い光が空を金色に染めていく
さあ、ストーリーが始まった
主役は私
私は私が選んだ道を歩み出す

困難やハプニングは
ストーリーにはつきもの
それを乗り越えたところに
ハッピーエンドがあるものでしょ?

泣いている私、怒っている私、
そんな私も魅力的。
だって私は生きてるんだもの‼︎

失敗しても大丈夫
全てが、明日につながるエッセンス

焦らなくてもいい
寄り道してもいい
少しづつでも前に進もう


そろそろ、私のストーリーに欠かせない
大切な仲間たちが目覚める頃

さあ、共に進もう
それぞれのストーリーの先にひかる
光に向かって



随分前に作った詩です。
とはいえ、もう一人身になってからの話。
今隣に、呼吸の音は聞こえなくなってから、
思い出して作った鍼灸院です。

夜明け前の大好きな濃紺の空
そんな空を見ると、あの日の空を思い出す。

まだ子供が横に寝ている頃

だけど今だって、隣に誰もいなくても、
気持ちは変わらない。

いくつになっても
どんな時でも

朝が来ると
新しいストーリーが始められる。

なんなら朝じゃなくても
いつだって
ここからスタートだ!
そんな気持ちさえあれば、
新しい自分ストーリーば始められる。

今日は久しぶりに安定した天気。
暑くなりそうですが、どこか真夏の太陽とは違う。
確実な秋に向かっている。

残車厳しい日は続くと思いますが、
三歩進んで二歩下がっても、
時には二歩進んで三歩下がっても、
右や左によろよろしても、
目線だけは前を向いて、
自分のストーリーに期待して過ごしたいです。



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