奄美鶏飯を作りました。
鶏飯を、トリメシと読んだ方、
これは、トリメシではなく
「けいはん」
です。
生まれて初めて、奄美鶏飯を食べた時以来、私は、鶏飯が大好きです‼️
「鶏飯」とは、奄美地域の郷土料理です。
ほぐした鶏肉、甘塩っぱく煮た干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラのスープをかけて食べるものです。
この大好きな鶏飯を、先週土曜日、久しぶりに作ってみました。
まずは3日前。
干し椎茸を水につけて冷蔵庫に入れて戻しておきました。
それから鶏ガラを購入。
スーパーで1羽分何十円とかで売ってます。
ちょっとグロテスクですが…
これを水できれいに洗って、熱湯に入れて、白くなったら取り出し、又きれいに洗います。
それを大きな鍋に入れて、輪切りにした生姜や、ネギと共に煮ます。
料理酒も適当に入れてます。
これは3日前から始めて、朝晩30〜1時間煮ました。
さて、この時に、鶏飯用の鶏のササミ(むね肉でも)を、この鍋で茹でます。
鶏胸肉の場合は、鶏皮とって茹でたらいいと思います。
ササミを茹でたら取り出して、
細かく裂きます。
鶏ガラはそのうちに骨がボロボロになり、コラーゲンと旨味が骨から溶け出します。
これをザルで濾します。
さて、濾した鶏ガラですが、多少は身がついています。
本来鶏を余すことなく全て使いとるというもの、ガラについた身も、骨に気をつけながら取っていきます。
とはいえ、長く煮てあまり美味しさは残っていないので、先ほどのササミをほぐした身と混ぜ合わせました。
その他の具を作ります。
椎茸は、甘辛く煮ました。
卵は錦糸卵に
インゲンは、さっと茹でて千切り。
パパイヤの味噌漬けの代わりに、たくわんを千切り。
たくあんでも、とても美味しいです。
ネギを刻み、
鳥と一緒に煮た生姜を取り出して、千切りにしました。
(お店では紅生姜を使っていたりします)
あとは、刻み葱と、いり胡麻です。
これらをテーブルに広げます。
スープの方は、
塩、酒、味醂、白だし(薄口醤油)、醤油で味付けしました。
鶏ガラの味を損なわないように、味付けは少しでも十分美味しいです。
あとは、白いご飯をお椀に♪
熱々のスープを持ってきました。
カセットコンロで温めながらだとなおいいんですけど、今回はそのまま
そして、熱々のご飯の上に、これらの具を各々、好きなだけ載せていきます。
熱々スープを好きなだけかけます。
私はスープ多めがお好み❤️
これをよく混ぜていただきます。
やばい! うますぎる!
椎茸の甘塩っぱさと、沢庵のコリコリした歯触りが、またたまらない。
それにしても今回、スープが本当に美味しくできました。
スープだけでも、ドクドク飲めそう♪
鶏飯好きな子供達も、
大褒めしてくれました。
以前、奄美鶏飯のお店をやりたいな
奄美鶏飯の美味しさをたくさんの人に知って欲しいな、
と思っていたこともあります。
やっぱり鶏飯いいよな…
その夢を復活したくなるような、美味しい鶏飯でした。