私の思い出の一曲 子育て時代
私の子育て時代といえば、なんといっても Mr.Children。
実は、私がミスチルに興味を持ったのは、「youthful days」から。
この曲は、2001年に発売された曲です。
世間の人が、シーソーゲームや名もなき詩に熱狂するころ、私は存在は知っていたけれど、全く興味を示さなかった。
この曲に出会ったのは、これが主題歌であったフジテレビ系ドラマ『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』を見ていた時。
このドラマは、2001年10月から始まった、月9で、滝沢秀明主演のドラマです。
共演者に、椎名桔平、藤木直人、阿部寛、小雪など。
それに常連客のえなりかずきが、最高にいい味を出している。
元ボクサーで、ケーキが大好きなエイジ(滝沢)が、甘いものが苦手な財閥の御曹司(椎名)がオーナーの洋菓子店『アンティーク』で、女性恐怖症の天才パテシエ小野(藤木)と共に働く。
店を監視する謎の男(阿部)や、個性の強い常連客、エイジを追っかけ、小野に一目ぼれする新米記者の桃子(小雪)など、一癖二癖ある登場人物達が、とても魅力的でした。
そして、毎回お客様にまつわるストーリーを展開しつつ、大きな謎が少しづつ解けていく。
それも又ドキドキしたものです。
また、タイプライターで起こされる文字を模したテロップ表示を使用した演出が面白くて、ついクスッとしてしまう。次回が楽しみでたまらないドラマでした。
何よりすごいのは、使用されるすべての音楽が、ミスチルの曲。
しかも、おしげもなくたくさんの曲を次から次に出してくる。
挿入歌は第1話で16曲、第2話15曲 第3話で17曲 それから14,16,17,17,17,16,18曲・・・最終話はなんと24曲。
エンディングも毎回違う曲で、その場面に合った曲。
もうミスチルの曲のすばらしさに溺れてしまいました。
私がもう一度見たいドラマ、ナンバーワンです。
このドラマを見ている間に、すっかりミスチルが好きになった私は、レンタルショップでCDを借り、過去のミスチルの音楽を聴きまくった。
何でもっと早くに、聞かなかったんだろう・・・
こうして、私のミスチル期はかなり長く続いた。
ミスチルの中で好きな曲は何か?と言われると、とにかく悩む。
HANABIも、擬態も、蘇生も、シンプルも・・・たくさんあるのですが、
思い出の歌とすると、やっぱり「sign」
この歌を聴きながら、幼い我が子が私に向けるサインを見落とさないようにしなくちゃ、と思った。
そして
実はけっこう辛いことが多かった子育て期、それでも、子供の笑顔が私の灯だったし、いつまでもこういう時間は続かない。子供の成長とともにいつか子供は離れていく。だけどまだ時間はある、今を大切にしよう。
などと思ったものでした。
この歌自体は恋の歌なんでしょうけれど、この歌を聴くと当時を思い出して、目がウルってしまう。
そんなミスチル期も、娘が嵐を好きになり、つられて私も嵐にドはまりして、比率が嵐に傾きつつも、その頃になってミスチルにはまりだした息子の影響もあり、その両方を聞いていた子育て期。
どちらの歌も、聞くと当時の様々な記憶がよみがえってくる。
音楽っていいですね。
昔の音楽を聴くのって、旧いアルバムをめくっているように感じます。
思い出の一曲シリーズはこれにて完結します。
皆さん、ミスチルの曲で一番好きな曲は何ですか?
ミスチルに興味ない方は、ミスチル以外でもでも、この曲に支えられてきたって曲ありますか?