1年ちょいでカフェを閉店した話
そういえばこの話noteに書いてなかったなと。
2022年6月に京都で小さなカフェを開業したのですが、2023年9月末をもって閉業しました。
わずか1年と数ヵ月という非常に短い期間でその決断をすることになった経緯について書いておこうかと思います。
今回は、なぜ続けられなかったのか、その原因というよりは、最終的に決意をした理由の部分について書いていきます。
▽オープンしたときの記事はこちら。
一番の理由は「資金が尽きた」こと
売上が思うように伸びなかった
ありきたりな理由ですが、結局のところ、閉店の一番の理由は売上不振と資金不足です。
徐々にお客さん・リピーターさんは増えてきていましたし、曜日や時間帯によっては満席になることも増えてきたのですが、平日など、来客数がなかなか伸びないところがあり、また単価の高いディナー利用の集客・客単価を伸ばせなかったというのが一番の要因です。
会社員時代には経理やコンサルティングもやってきた経験がありますから、その辺の数字の感覚は分かるつもりです。
無駄なコスト削減も大事ですが、あまりにもそもそもの売上が少ないとそんなことではどうしようもない。むしろ追加で投資をして集客をして、早く売上を伸ばさないことにはどうしようもない。そんな状況でした。
月によっては、独立前の個人の「収入」の方がお店の「売上」よりも高いときすらありましたから、これはさすがに、費用の見直しとかキャッシュフローが云々とかのレベルの話ではなくなっていたのです。
続けたくても続けられない
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