学生マーケティング研究会の「公式ロゴ」選挙 ~ロゴを創ろう!編~
学生マーケティング研究会とは
CCCマーケティング総合研究所(以下、CCCマーケティング総研)は、産学協働の創出を目指して2020年9月26日(土)より「学生マーケティング研究会」を開始いたしました。
学生の皆さまにとっては
「より実務に近い形でマーケティングを経験する場」
企業の皆さまにとっては
「若者の視点や声を知る場」
として、学生マーケティング研究会をより多くの「学生」と「企業」の皆さまをつなぐプラットフォームとして発展させていきたいと考えています。
学生マーケティング研究会のスタート当初、ロゴ作成まで正直頭が回っていなかった事務局メンバーですが、CCCマーケティング広報の安藤さんからのアドバイスで「公式ロゴ」を創ろう!と動き出しました。
今回は、学生マーケティング研究会発表の「公式ロゴ」選挙に至るまでのストーリをご案内したいと思います。
「ロゴ」ってなんで創るの?
そもそも、ロゴってよく聞くけど、なに?どんな意図があるの?
実は、マーケティングとも深いかかわりがあることを皆さんはご存知でしょうか。
ここでは、少しマーケティングの視点で「ロゴ」についてご説明したいと思います。
「ロゴ」は、自社の商品やサービス・また企業自体のイメージを視覚的に印象つけ、分かりやすく伝えるための重要な手段になります。
マーケティングの領域でいう、「ブランディング」に欠かせない要素です。皆さんの身の回りを見てみると、世界的に有名なハイブランド(GucciやCHANEL)や、友達とお茶をするファーストフード(MacDonaldやLOTTERIA)、ランチを購入する近所のスーパーマーケット、みなさんの好きなアパレル店などありとあらゆるところに、「ロゴ」が存在している事に驚くのではないでしょうか。
そして、「ロゴ」がそこに‘ある’ことで、企業や店舗の商品やサービスの持つ価値を伝える事に寄与しているということも再認識できると思います。
そんな「ロゴ」には、実は、いくつか種類があるのです。
簡単にご説明しますね。
●ロゴタイプ:企業名またはブランド名を図案化したものです。企業全体をブランディングの対象とするときに用いることが多く名称そのものを覚えてもらいやすいので、企業名・ブランド名を前面に出したい場合は、この「ロゴタイプ」が適しています。
●シンボルマーク:企業やブランド、団体などの特徴や名称、業種などの一部を取り出して図案化した意匠・マーク・象徴のことです。自由度が高いので抽象的な表現も多く見られます。視覚的効果が高いので記憶に残りやすく、差別化を図りやすいため信頼性の向上にも寄与します。
●ロゴマーク:ロゴタイプとシンボルマークを組み合わせたものです。ロゴタイプとシンボルマークで表現しきれない部分をお互いにカバーしあい、企業名もcorporate identityも覚えてもらいやすくします。表現の幅が広がるので差別化が図りやすくなります。
今回、学生マーケティング研究会で「公式ロゴ」選挙をさせていただいたのは、「シンボルマーク」に当たるものでしたね!
学生マーケティング研究会「公式ロゴ」デザイン案に込めた想い
「ロゴ」について知識を入れたところで、まずは、この「公式ロゴ」の案を制作してくださったデザイナーの石川さんをご紹介したいと思います。
石川さんは、CCCマーケティングでアートディレクター・デザイナーとしてWEBサイトやポスター、パンフレット等のデザインを担当してクリエイティブなお仕事をしています。
※石川さん@JUN OSON展示会場にて~ 写真もクリエイティブです(^^♪
今回、ロゴの作成依頼を受けて、まずはどんな形で発想をデザインに落としていったのかも図にしてくださり制作過程についてもお話をしてくださいました。
石川さん「最初に、財津さんと大山さんに学生マーケティング研究会の取組の経緯・目的・意義・将来的にどのような研究会にしていきたいのかを伺いました。
そして、このプロジェクトに関わる人は、どんな意識でどんな環境にいるのかなと考えはじめました。
『垣根がない、NOアレルギー、ぐるぐるまぜる、オープンマインド、窓を開ける、風通しが良い、風車、マーケティングって何、その先は何、同じ屋根の下からはみ出る、同じ釜の飯を食べる仲間、深堀る、毎回新しい人と組む、初めて会う人にはあいさつをする、笑顔』などなど、思いつくままに言葉や絵を書き出し情報や素材の整理をして、しっくりくる方向性を見つけます。
そして、頭の中を整理していったのが、こちらになります。」
※石川さんが、ご自身の頭の中と言葉を綺麗な画像にしてくださったので、そのまま掲載しています。
そして、こちらが、石川さんが作成してくださったロゴの案の2種類です。
~ロゴマークで掲載しています~
「選挙にしない?」
石川さんが、ロゴの制作意図を学生マーケティング研究会の事務局メンバーに解説をしてくださったあと、正直どのロゴを選ぶのか会議参加者の意見が割れました。
それはいい意味で、どのロゴも気に入ってくれる人がいるという事を意味しているのだと思います。そんな中、出た意見が「せっかく学生のみなさんが参加してくださる企画なのだから、学生のみなさんに選んでいただかない?」
どなたが発言したのか忘れてしまいましたが、その意見に全員が「賛成!!!」と、なっている写真が、こちらです!
※急いで画面キャプチャを撮りましたよ。みんないい笑顔ですね。
左から、※中のひと・デザイナー石川さん・CCCマーケティング総研新橋所長・事務局大山さん・(非表示)事務局財津さん・広報安藤さん
こんな経緯で、学生のみなさんに投票いただく学生マーケティング研究会の「公式ロゴ」選挙が急遽開催されたという次第です。
学生のみなさんは、「公式ロゴ」選挙へ投票は、していただけましたでしょうか?
次回の更新では、学生マーケティング研究会「公式ロゴ」の発表をしますので、楽しみにしてくださいね!
※は、中のひとの声です
経歴等は、取材当時のものです
<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会
担当:財津/大山