サポーター紹介②
学生マーケティング研修会とは
CCCマーケティング総合研究所(以下、CCCマーケティング総研)は、産学協働の創出を目指して2020年9月26日(土)より「学生マーケティング研究会」を開始いたしました。
学生の皆さまにとっては「より実務に近い形でマーケティングを経験する場」
企業の皆さまにとっては「若者の視点や声を知る場」
として、学生マーケティング研究会をより多くの「学生」と「企業」の皆さまをつなぐプラットフォームとして発展させていきたいと考えています。
更新3回目。
落ち着いて見えるけれど、熱い💛の持ち主のふたりのサポーターを紹介させていただきます。
5年後の売上をつくるみんなの考えを知りたい
安池さんは、もの凄く早い段階(実は、2番目に参加表明)でこの研究会サポーターへの参加意思を表明してくださった方です。
まずは、熱い研究会への参加動機からお伺いしてみましょう。
安池さん「2つあります。
ひとつは、普段学生と関わる機会がほとんどないので、学生がどんなことを考えているのか興味がありました。担当している企業さんでも、若年層の獲得が課題となっているので5年後の売上をつくるみなさんがどうしたらそのサービスを使いたくなるのか関心があります。
ふたつめとして、いつもは自身が主体となって業務を進めていきますが、今回は学生主体という研究会に興味を持っています。今までの業務で培った自分の知見を共有しつつ、学生の皆さんの意見を引き出し・整理して一緒に実りのある研究に挑戦できればと思っています。」
安池さんは、業務で実際にスーパーマーケット企業の担当データアナリストとして、経営指標をウオッチし、売上増減の要因分析などを担当されています。他にもスーパーマーケット全体の数字動向を見る事が出来るように、横断型ダッシュボードの作成も担っています。
そんな安池さんの業務における難しさはどんなところでしょうか?
安池さん「難しいのは仮説通りのデータでないときです。何度も繰り返し異なる仮説を立てて検証、というプロセスで取り組んでいます。そんな中で、常に注意している事は、分析して結果が出た時に、最終的になにが企画としてできるかを常に意識しています。できることがないと分析結果が活用されないので。その意味でも、最終的な企画の際に<ターゲットの市場のボリューム>が小さくなりすぎないように気をつけています。」
確かに!ターゲットが、小さくなりすぎてしまうと実際に施策を実施した時の、リターンも少なくなってしまう可能性もありますね。ここは、学生の皆さんにも研究時に注意していただきたいポイントのひとつですね。
安池さんは、学生ならではの視点で、面白い企画が出てくることを楽しみにしているようです。安池さんは、「私たちが考えもしないような企画が出てきたらいいなと思います」と皆さんとの取組みを楽しみにしています。
最後に、安池さんから学生の皆さんへメッセージです。
安池さん「私は答えを持っている先生ではないので、ざっくばらんに気楽に声かけてくださいね。一緒に面白い企画をつくっていきましょう!」
※安池さんと一緒に仕事をしたことがある中の人は、いつも安池さんを「まみたす」と呼んでいます。ぜひ、学生のみなさんからも「まみたす」さん呼んであげて欲しいな。(笑)
データ×情報×論理思考の実践!
小林さんは、オリエンテーション後の意気込みをこのようにお話くださいました。
小林さん「データ分析ももちろんですが、お客さんに提案する前提で<ロジックの組み立て方>なんかもサポートしたいと思っています。使えるデータにはどうしても制約があるので、その中で企業側が「やってみたい」と思えるような企画をつくって、ちゃんと伝えるというところもアドバイスできると思います。」
そんな小林さんは、業務では自動車関係の企業に対して、データ面での支援を担当しています。
業務では、どんなことを意識しているのでしょうか。
小林さん「データを読み解いて提案することで、相手の意思決定につながることが楽しさである一方で、必死にやっても当たり前の分析結果しか出ないこともあるので、データをわかりやすく可視化をして論理的な伝え方をするように工夫しています。
またどんどん新しい知識が出てくる業界でもあるので、日々勉強していくことが大事だと思っています。」
小林さんからは、データを軸としつつも説明する際の工夫<論理的な伝え方><ロジックの組み立て方>という言葉が多く出てきますね。どうやって解釈して、分かりやすく相手に伝える事の大切さを意識されているようです。
さて、そんな小林さんは、どんな風に学びや、新しい情報を収集しているのでしょうか。
小林さん「実はTwitterが一番情報集まってきます。(by小林さん主張です)似た業界で働いている人や勉強している人をフォローして見るようにしています。流れてくる情報がわからなかったりすると、都度調べて自分の知識にしています。勉強のためのTwitterおすすめです!」
※なるほど。実は、中の人も仕事の情報はTwitterで収集する事が多いです。
今回、「学生マーケティング研究会」に立候補したのは、「コロナ禍の状況で、オンライン授業になっている大学生の勉強へのモチベーション維持の為にお役に立ちたいなと思って」と笑う小林さんですが、もう一つの理由は、「データ視点からディスカッションをしたり、情報交換することが好きなので、楽しそうだなと思って参加しました!」と学生の皆さんとの交流を本当に楽しみにしています。
最後に、学生の皆さんへの小林さんからのメッセージをお届けします。
小林さん「お客さんに提案するためのロジックの立て方、データの使い方、チームでのディスカッションする経験は社会人になっても必ず役に立つと思います。一生懸命やっていきましょう!」
今回インタビューさせていただいたおふたりからは、データを分析するだけにとらわれてはいけないというメッセージがあったように思います。サポーター一同「マーケティング」から「論理的な伝え方」まで少し幅を広げて学生の皆さんをサポート出来るように頑張ります!
インタビュアー:大山
写真撮影:外薗
(※)は、中のひとの声です
経歴等は、取材当時のものです
<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会
担当:財津/大山
cccmk-souken@ccc.co.jp