【Another Story】日本大学岸本ゼミ_20年度の振り返りと21年度への意気込み編
2020年度学生マーケティング研究会に参加いただいたゼミ・学生の皆さんのAnother Storyを紹介します。2020年度学生マーケティング研究会に参加した皆さんには、振り返りの意味も込めて。また2021年度の研究会への参加を検討している皆さんには、学生マーケティング研究会ではこんな体験・経験が出来る!と、参考にしていただけると幸いです。
2020年度学生マーケティング研究会に参加いただいた日本大学岸本ゼミの2~4年生の合同ゼミに事務局メンバーでお邪魔してきました。お邪魔するといっても、コロナによる緊急事態宣言下ですので、オンラインでのゼミ参加です。ゼミでは20年度学生マーケティング研究会に参加して、AJS部門で優秀チームに選出された「チーム食パン」(現3年生)、ゼビオ様の課題に取り組まれた「ブラックベア」(現4年生)の皆さんに、2020年度参加の感想や学んだことを語っていただきました。
また、今年も研究会に応募予定ということで(ありがとうございます!)、今年から新しくゼミに入った2年生の皆さん、今年は最優秀チーム選出を目指す3年生の皆さんに、意気込みも語っていただきました。
■全メンバーからいただきました!「楽しかった!」
「チーム食パン」さんは「食べ過ぎ」「高カロリー」など食に対する罪悪感を妖精のキャラクター化し、その妖精キャラをキービジュアルにスーパーマーケットへの送客や店頭展開を企画されていました。妖精の声はインパクト大でした!そんな「チーム食パン」の皆さんに、2020年度研究会の感想をお聞きしたところ、全員から「楽しかった!」とコメントをいただきました。
岡部さん:率直な感想は、すごく楽しかったな、ということです。仮説を立てる段階ではフワフワしていたものを、自分たちで調査票に起こして調査を実施して、データで裏付けされていく過程、発表の仕方を工夫していく過程、実際に研究会やAJS様の研修会で発表するという経験、そういうことが楽しかったです。チームメンバー同士が「初めまして」のときからZOOMで、ZOOM越しでのコミュニケーションは難しいこともたくさんあったけれど、最後はみんなで楽しかったねと、言い合えたことは良かったなと思います。
藍田さん(妖精の声を担当していました!):妖精をやることになったのは、本番直前。妖精のイメージがなくて、どうしようかと思ったけれど、振り切ってやったので、本番も皆さんに笑ってもらえて良かったです。直前で決まったけど対応することができて、発表を楽しめたなと。
食品スーパーを若者と結びつけるというテーマは、身近な存在な分、ビジネスにつなげることが難しかったです。そんな中で、これまで勉強してきた理論が役に立ち、学びになったなと思います。
ちなみに藍田さんはAJS様の経営研修会での発表も緊張しなかったそうです。強いハートをお持ちですね!
滝沢さん:インタビューやCCCさんからいただいたデータで、みんなの食生活を知ることができたのは楽しかったです。多数派だと思っていたことが実は少数派だった、という発見もありました。自分たちで考えた施策が本当に罪悪感を解消できるのか、皆で話し合いをして突き詰めていくのが、苦労したところです。
五十嵐さん:企画を一から作り上げていくことの大変さを実感しました。聞き手の方に、自分のプレゼンの何を一番伝えたいかを明確にして、調べた資料やデータを活用して、説得力のある資料を作っていくことの大切さを感じました。たくさん悩んだり、アイデアが思い浮かばなかったり、苦戦したこともあったけれど、だんだんプレゼンできる形になっていく、完成形が近づいていく過程がワクワクして、楽しかったです。
※プレゼンテーション資料を抜粋。イラスト作成は岸本ゼミの鹿瀬さんです。
■研究会での経験は、就活にも活かせた
ゼビオ様への提案に取り組まれたブラックベアチームの皆さん。惜しくも2ndステージへの進出は逃しましたが、「スポーツの価値」をしっかりと考察した提案は圧巻でした。現4年生の皆さんということで、研究会での経験を就活にどのように生かすことができたのか、教えてもらいました。
※ブラッグベアチームのプレゼンテーション資料を抜粋。
七戸さん:話し方、プレゼンでしゃべる、ということ自体を学べました。本番の3日前に先生から厳しく指導されて、抑揚とか明るく話すとか。元々すごく苦手だったけどリーダーの渡部さんにも教えてもらって、本番ではうまくできたかなと思います。研究会きっかけで話し方を意識するようになって、就活で活かすことができたと思います。
園田さん:長い期間、皆で同じ目標に向かってやっていく中で、ゼミ内で発表する機会が何度かありました。知らない人に話す前提のつもりでプレゼンするんだけれど、知らないうちに自分たちだけが知っていることを話してしまっていることがありました。思わぬところで質問を受けることもあり、相手に伝わっていないことがあるんだと実感しました。面接では相手が知らない前提で話すことを心掛けるようにしました。
■時には、捨てることも大切
4年生の皆さんには研究会での経験をもとに、今年も参加する2年生、3年生へのアドバイスもお願いしました。
渡部さん:今年もオンラインが多くなると思うけれど、打ち合わせ中に沈黙になりやすいんです。そんな時に、誰か一言、なんでも良いので発することが大事。
後は、とにかく研究が全然進まないんです。資料は集めるけれど、これからどうする?ってなることが何度もあります。でも全然目を付けていなかったところでもう一度調べてみると、次につながることもあって、情報収集は多い分にはマイナスなことはないので頑張ってほしいです。
特に大事な心構えは?という質問に対して。
渡部さん:自分たちの思っていることが想像以上に出ない!根気強さ、時間を費やすことが大事だと思います。オンラインだから朝から晩までできちゃうんですけどね(笑)
山岡さん:やろうと思えば夜までできちゃうんです。無駄な時間をなくして、効率良くやっていく方法を探したほうがいいです。夜は区切りして、翌朝やろうとか。
そして、山岡さんがお話してくれた研究会を通して得た学びとして語ってくれた事はマーケティング企画を考えていく上で、とても大事な心構えだと思います。
山岡さん:プレゼンテーションに向けて、自分たちが考え続けてきたことを捨てなきゃいけないこともありました。より良いプレゼンをするために捨てる勇気が大事。今までスポーツをやってきたけれど、スポーツは積み重ねていく。それと違っていて、捨てて結果を取りに行くことも大事ということが学びでした。
■みんなで乗り換えて、自分の成長につなげたい
ここまで神妙な面持ちで、3、4年生の先輩方のインタビューを聞いていた2年生の皆さんに、21年度研究会に向けての意気込みを聞いてみました。
吉岡さん:ずっと前からマーケティングに興味があって、この活動に参加できることを楽しみにしています。皆で考えて話し合うことの難しさを今でも実感しています。みんなでしっかり話し合いを重ねて、活動を通じて成長できればと思っています。
小比類巻さん:他のメンバーの視点や考え方も取り入れて、自分のモノにしたいと思っています。
野々村さん:企業と関わる機会を生かして、様々なことを成長していきたいです。私自身、想像力が足りないなと思う部分があるので、若者と企業の視点から、みんなで協力して、新しいアイデアを生み出していきたいと思います。
■そしてやっぱり、今年も「楽しもう」
多田さん:ゼミに入った動機がCCCの取り組みで、楽しみにしています。終わったあとに後悔しないように、しっかりと頑張りたいと思います。
なんと!!とても嬉しいコメントです。
2年目のチャレンジとなる3年生からも。
岡部さん:去年うまくいかなかったところを改善して、よく話し合って進めていきたいです。あと、去年はデータをうまく使えてなかったので、しっかり活用していけたらいいなと思います。
五十嵐さん:何事も楽しむことが一番大切だと思います。一年前よりも親密になった関係性だからこそ、話し合いできることもあると思います。楽しむことを忘れず、モチベーションを高めて頑張りたいです。
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学生マーケティング研究会を通して、ひとりでも多くの学生の皆さんに、マーケティング企画の大変さ、泥臭さ(実はとても大事)、そして「楽しさ」を知ってもらいたいと思っています。
是非一緒にマーケティングを楽しみましょう!
そして、社会を楽しくしていきましょう!
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CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会
担当:財津/大山
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