サポーター紹介①
学生マーケティング研修会とは
CCCマーケティング総合研究所(以下、CCCマーケティング総研)は、産学協働の創出を目指して2020年9月26日(土)より「学生マーケティング研究会」を開始いたしました。
学生の皆さまにとっては「より実務に近い形でマーケティングを経験する場」
企業の皆さまにとっては「若者の視点や声を知る場」
として、学生マーケティング研究会をより多くの「学生」と「企業」の皆さまをつなぐプラットフォームとして発展させていきたいと考えています。
更新2回目はちょっと、緊張気味な写真からスタートです。
「みなさん写真撮影しますよ」と、Teamsで案内したらびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!マークを返してきたのがこちらのおふたり。
※サポーターのメンバーとのやり取りはTeamsを使っています!
学生のみなさんと一緒に取り組んでいる「学生マーケティング研究会」ですが、どうしてもオンライン越しでは、ひとの体温が伝わり切らないような気がしています。そこで、今回からはしばらくの間、学生のみなさんと一緒に研究会に参加しているサポーターメンバーをご紹介していきます。
次回、ゼミのみなさんと担当サポーターメンバーがお話した時に、「谷田さん、note見ましたよ!」「秋廣さん笑顔が素敵でした!!」なんて本人に伝えて貰えるとうれしいです。
※うれしいのは中の人で、本人たちは照れるだけですけどね
ダイヤの原石と対峙できる研究会
秋廣さんは、実は入社2年目。
今回は、研究会のサポーターに立候補してくれたその理由を伺うと、
秋廣さん「自分自身の大学時代に企業となにかを取り組むという事はありませんでした。改めて、今回の研究会の様な<企業のアセットを学生が使える>というのは貴重な機会だと思いますし、自分が大学生の時にその様な取組をやってみたいと思っていたので、今回提供する立場として参加させて頂きました」
自分が学生時代に出来なかった事への立場を変えての参加ですね。
秋廣さんは、現在、広告代理店から、学習塾業、自動車、金融など幅広い業種の施策提案に携わっているそうです。現在の業務について面白さや難しさは、どんなところにあるのでしょうか。
秋廣さん「データというのは過去のことがわかるものですが、そのデータから未来のことを考えるのが面白いなと思っています。未来の提案をするための分析の方法や、データの見方でもテクニカルが部分もあるので、日々学んでいます。
業務でリサーチをする時に注意しているのは、どのように質問を掘り下げていけば<効果的なことが聞けるのか>ということです。<聞き方>や<掘り下げ方>によって<データの深さ>が変わってくるので設計には気を使っています。」
なるほど。目的に向かって、ステップを整理して進む事が大切という事ですね。これは、ぜひ学生の皆さんにも体験していただきたいですね!
既に、ゼミにも参加しているという秋廣さんが感じた学生の印象はどんなだったのでしょうか?
秋廣さん「初回のゼミ参加では、Excelでの研修をメインに行いました。
他にも、企画案とデータの活用について、自主的に議論内容の報告をしてくれたチームもあったので、考え方や深ぼりの方向性について議論させていただきました。
そんなやりとりの中で感じた印象は、やはり学生らしい発想持っているなと思っていて、まさにダイヤの原石だと思います。
データの使い方や深ぼりの仕方は一緒に考えられるので、いい案になりそうな予感がしています。」
※1月の研究会発表に向けて、楽しみな言葉が出てきましたね!
最後に、秋廣さんから学生の皆さんへメッセージです。
秋廣さん「短い期間で、直接も会えず大変な期間もあるかもしれないけど、ぜひ自由な発想で、大学生ならではの企画を考えていきましょう!」
自身も業務をしながら、分析についてのより深い学びは、専門の書籍などを参考にしているという秋廣さん。ぜひ、興味がある方は、秋廣さんからおススメの書籍などを紹介してもらってはいかがでしょうか。
「意思をもたせた企画」を学生と作りたい!
社会人になって4年目の谷田さんは、自身で「良くも悪くも思考が凝り固まってくる時期に来ている感覚がある」とのこと。
そんな時期にこの研究会の案内が財津さんから届きます。学生さんの皆さんのフレッシュさを近くで感じ、自身の学生時代の気持ちを思い出せる機会が、自身の思考が凝り固まっている状態を自覚させ、より柔軟な思考への一歩になるのではないか と考え、谷田さんは研究会参加に至りました。
※自身の課題に気づいている時点で、思考は凝り固まっていませんよ!
谷田さんは、今の業務担当になって約2年です。現在は、広告代理店やメーカー等の施策をデータ面でサポートしていますが、その他にも社内プロジェクトとしてのデータ分析や、データ処理の効率化・データ可視化ツールの新しい活用方法等も業務に担っているとの事。幅広い業務に携わっていますね。業務の面白さや難しさについてもうかがってみましょう。
谷田さん「仕組みづくりが自身の主な仕事だと思っています。仕組みがひとつできると、掛け算的に業務を効率化したり高度化したりできる。例えば、自分一人なら3時間分の成果しか上がらないけど、仕組み化すれば10人に使ってもらうことで3時間×10人=30時間分の成果を上げることができます。そんな世界を実現できた時に仕事の影響範囲の広さを実感できてやりがいを感じます。
一方で、データから正しいことを言うのは簡単だけど、<正しいことが売れる企画ではない>、というところが難しいと思っています。「意思をもたせた企画」を補完するためにデータを活用するというのがあるべき姿なので、ストーリーを立て提案するという力を磨いています。」
なるほど、後半は特に奥が深いコメントです。ぜひ、ゼミ活動の中でデータを活用しながら、学生のみなさんにも谷田さんの言うあるべき姿を認識する機会があるとよりよい研究会になりそうです!
谷田さんも既に近畿大学のゼミ活動に参加されたとのことですが、1月に向けて楽しみにしているところはどんなところでしょうか。
谷田さん「実際に学生さんが考えたリサーチを実施するので、皆さんが考えた「仮説」があたっているかどうか、を確かめられるというのが楽しみです。
予想通りの結果ではなかったとしても、そこから更に考えて最後まで検証できるプロセスはぜひ味わってほしいです。」
谷田さんからも、学生の皆さんへメッセージをお願いします。
谷田さん「活気のある議論やプレゼンを見せてもらえればと思います。
風呂敷たたむのはだれでもできるので、縮こまらず自由な発想で、やっていければと思います!」
谷田さんの自身の課題を解決する1つのきっかけとして、研究会に参加するというのは研究会が我々サポーターにとっても、学びの場になっている事を意味していると思います。
サポーターの我々も大きな気づきを得て一回り成長できる気がしますね。
インタビュアー:大山
写真撮影:外薗
※は、中のひとの声です
経歴等は、取材当時のものです
<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会
担当:財津/大山
cccmk-souken@ccc.co.jp