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【AnotherStory】専修大学石川ゼミ_鈴木チーム

1月23日の全体発表で終了した学生マーケティング研究会ですが、参加いただいたゼミ・学生・企業のみなさんのAnotherStoryを紹介します。
学生マーケティング研究会に参加した皆さんには、振返りの意味も込めて。またこれから参加を検討する皆さんには、学生マーケティング研究会ではこんな体験・経験が出来る!と、参考にしていただけると幸いです。

今回、AnotherStoryに登場いただくのは、専修大学の石川ゼミ鈴木チームです。
取材当日は、お忙しい中、鈴木さんと途中から尾崎さんがインタビューに応じてくださいました。

加工済み鈴木チーム

鈴木チームは、全員3年生。リーダーの鈴木さん(上段中央)、尾崎さん(上段左)、大石さん(上段右)、渡辺さん(下段左)、高橋さん(下段右)の5名チームです。
石川ゼミは、2年生の時に、コトラーのマーケティング論をきっちり学び、3年生になるとビジコンに参加するスタイルを取っているようですが、今回学生マーケティング研究会には、みんさん自主的に参加してくださったとのこと!ありがとうございます。

学生マーケティング研究会に参加してくださったみなさんは、私たちに色々と感想を言って下さるのですが、鈴木さんの言葉に事務局メンバーは少しウルッと感動してしまいました。

鈴木さん「学生マーケティング研究会に参加して、大学生のときにこれやった!何十年後にも、胸を張っていえる経験ができたと思っています。それくらい、悩みや、困難の上で生み出した日産自動車さんへのプレゼンテーションでした。」
この言葉は、確かサポーターの川野さんが言っていた事と通じるモノがありますね。
今回は、チーム全体のお話と共に、インタビューにお応えいただいた鈴木さん、尾崎さんのお話を中心にお送りさせて頂きます。

ブレストのまとめ方
鈴木さん
「9月の日産自動車さんのオリエンテーション後に、メンバーでブレストをしたのですが、なかなかまとめる事ができないという状況に陥りました。振返ってみると、ひとつめは、事前準備なしでミーティングを始めてしまっていた事、またミーティングの目的やゴールもメンバーに共有できていなかった事がうまくいかなかった反省点でした。ふたつめは、アイデアが出てもそれをどの様に整理していけばよいのかがかわらず、話がぐちゃぐちゃになってしまっていました。そこでサポーターの川野さんに相談しました。」

サポーター川野さんのアドバイスは、どんなだったのでしょうか?

鈴木さん「川野さんに相談できたことは、本当にありがたかったです。思考の整理の仕方をノートに書いて下さり、アイデアごとに評価軸で点数をつける事をしてみました。そこで、ようやく、アイデアの評価をすることが出来ましたし、メンバーみんなの納得も得られたと思います。」
今回は、特別に川野さんと鈴木さんにお願いしてアドバイスメモと、アドバイスを元に鈴木さんが整理した評価軸をみなさんにも共有させていただきした。実際のメモを見ると、グッと現実感が溢れますね。

★写真:川野さんアドバイスメモ(左)と鈴木さんアドバイスを受けての評価軸整理メモ(右)

スライド2

アイデアがあればあるほど、情報量が多くなってしまい情報も発散してしまいます。
「今日、何を決める予定だったかしら?」「どう整理すればいいの?」という状況に陥る事は、社会人でもよくある事です。(きっと、みなさんも!)
だからこそ、ミーティングの目的やファシリテーション、情報の整理の仕方というのは、研究会を進めるうえでも、仕事をしていく上でも大切な基礎能力だと思います。
鈴木さんは、学生マーケティング研究会でその基礎能力を実践し、ビジネスで言う『プロジェクトマネジメント』の難所を体験・経験したのではないでしょうか。


行き詰った時の解は、ディーラーにあり
今回の研究会を進めていくにあたり、いくつかの壁があったと鈴木さんと尾崎さんは仰っていましたがそのひとつのお話を伺ってみましょう。それは、途中でアイデアに行き詰った時の対処方法についてお話していただきました。
尾崎さん「ブレストして、アンケートを取って、解釈して、すすめていく中でまた行き詰ったよね。」
鈴木さん「そこでも、川野さんにアドバイスをいただきました。ディーラーに行ってみたら?と。そこで、自分たちは、日産自動車さんの横浜本社や、ディーラーに足を運びました。」
尾崎さん「ディーラーに行ったことで、お店への入り難さを体感し、自分たちで足を運んで気がづく事がある!ということを学べましたし、またそこからアイデアが動き出しました。」

百聞は一見に如かずとは、まさにこのこと。
もちろん、コロナ禍ですのでみなさん気を付けてディーラーさんへ足を運んでいれたとのことでした。


徹夜で作った企画書
最後までバタバタしてしまったと鈴木さんがおっしゃっていましたが、どんな状況だったのでしょうか。
鈴木さん「最後の最後で色々あって提案内容に迷いが生じていました。ですので、スライド作成に着手するのが遅くなっていましったのは事実です。発表のPowerPointを作ったのは、渡部さんと尾崎さん。尾崎さんが、色々と整えてくれました。他にも原稿を考える部分は役割分担をして、寝る間を惜しんで作成しました。」
尾崎さん「本当に、よく間に合ったなと思います。最後の最後まで、バタバタしながら〆切までによくできたなと。徹夜でやってました。そんな中でも、提案の構成に時間を多く割きました。提案の骨子をつくる事の大切さを学ぶ事ができました。」

実は、このnoteのTOP画像は、陽の目を見なかった尾崎さん作成の画像です。
ファーストステージ終了後に、セカンドステージに行けるかもしれない!と期待をしながら作ったPowerPoint。
専修大学石川ゼミ鈴木チームみんなの頑張りをここで多くの方に見て頂けたらと思います。

最後に、尾崎さんからも研究会を経ての感想をいただきました。
尾崎さん「今までは、企業の方や担当者の方と話すとかはありませんでした。実際に、企業の意図を捉え、環境整理した上で、ユーザーインサイトや企業のことを考えて企画をするという経験ができたことは、今後、社会人になっても役立つ貴重な経験だったと思っています。」

我々事務局も、貴重な経験と言って頂けてうれしいです。
いつか、この研究会を経て、日本を代表するマーケターが生まれる日も近いかもしれません!
めざせ、コトラー!

経歴等は、取材当時のものです

<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会 
担当:財津/大山
cccmk-souken@ccc.co.jp