3度目のパリの街

パリにやってきた。



4年ぶり、3度目のパリ。

地下鉄のカルネ(10枚綴りになっている紙の切符)が廃止になっていたことと、オリンピック・パラリンピックの余韻をあちらこちらで感じられること以外は特に変わっていないように感じた。

留学時代ぶりのnavigo。オリンピックバージョンだった！

16kgのスーツケースを抱えてサン=ラザール駅から外へ出ると、19時だけどまだ明るい曇り空。ぽつぽつと若干小雨がちらついていて、道路は少し濡れている。


傘を刺すのは日本人だけかと思いきや、パリの街では傘を持って歩く人がちらほらいる。

Googleマップの青い点が示す方向に顔を向けると、黒い折り畳み傘をシェアして横断歩道を渡るカップルなどが見えた。

旅行中はやはり晴れるとうれしくなるけれど、灰色の空をしたパリも好きだ。グッと引き込まれる。

今回の滞在は雨の日も、曇りの日も、晴れの日もあった。

ひとりでやってきて、友人と再会し、その後両親と合流し、たった3泊4日(丸い1日あったのは2日のみ)だったわりには、様々な過ごし方をしていろんなパリを見ることができた。パリの人達の温かさにも触れた。

そんなパリでの記憶を一部、残したいとおもう。