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FreeStyleリブレって知ってますか? 血糖値の乱高下にまつわる話


今日は健康の話題を。

ちょっと長くなっちゃったけど、大事な健康のことなのでていねいに書いてみました。ご興味あるかた、いや、ないかたにも読んでほしい!

まず、FreeStyleリブレとは、2週間からだに装着し、血糖値がどんなふうに上下しているかをモニタリングできる機械

パートナーが長年愛読している高城剛さんのメルマガでたびたび登場するもので、毎号のように話題にあがっている。

Q&Aコーナーの返答でも、健康関連の質問の多くに、

「まずはリブレで身体の現状把握から!」
「それをお食べになった後、血糖値がスパイクするかどうか確認を…」
「食後2時間以内にスパイクしてたら、それは当面お辞めに…」
「血糖値をスパイクさせない生活が大事」

と回答するほど、それはもう頻繁に。

以下、わたし自身の健康の話や、初日の食べたものや結果も交えて話してみよう。



血糖値スパイクってなに?

まず、血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急に乱高下する現象のこと。

そもそも糖尿病の人は常に高いし、健常な人は数値が安定している。血糖値スパイクは、いつもは正常値だけど食事の1〜2時間以内に急上昇し、さらに急降下してしまう症状。よって、眠気やだるさ、意識朦朧、そしてイライラや落ち込みなどが起こってくる場合も。

これ、なんか思い当たりません?

そう、昼食後とかによくあるあれ! ジャンキーなもの食べたり満腹まで食べたりするとわかりやすく眠くなりますよね。会社員時代はよくこれと闘っていた記憶。

おそらく、万人のあるあるとして日常に蔓延するこの現象。でも、積み重なっていくと結構よくないみたいなんです。

すぐに糖尿病や心筋梗塞などの大病にはならなくても、長年蓄積されたダメージからがんや認知症などの現代病に繋がっていく。いろいろ調べたり、日頃からスパイクにかなり気をつけているパートナーから聞いたりして、いまのところそんなふうにわたしは解釈しています。

そもそも健康診断時(食事後以外の通常時)では数値に出ないから、わからないし、急を要さない。毎日スパイクしてるような人も、中性脂肪が高いとか肥満気味とか、そういうことだけでスルーされてしまってるのでは?(わたしは専門家ではないので、参考になりそうな記事を下部に載せておきます)

まさに現代病。いや、いまや死因のトップにのぼるがんなどの現代病にみずからを近づけていくような自傷行為

そう考えると、これはまじめに向き合ったが良さそう。

しかもこれは3食コンビニ&外食生活をしてる独身男性とかだけでなく、ランチ後すぐにデスクでクッキー食べてるそこの女子も該当する。

「自炊好きだし意外と健康オタクなんですよね」とか言いながら間食が多いわたしも例に漏れない。こういう、わたしは大丈夫、と思ってるやつほどきっとじわじわ毒されている……

久しぶりにガッツリ小麦摂取したら

実は昨日、こんなことがあった。

ホーチミンに引っ越してから、わりと健康的な生活を送っていたつもりだった(そう、わたしは大丈夫系女子)

夜はほぼ毎日自炊だし、朝食を抜いてる&夕飯を早めているので自然と16時間ファスティング状態になっている。(この朝食を抜くというのは血糖値スパイク的にはよくない)。運動量は減ったけど、毎朝晩にストレッチと軽い筋トレはしているし、便秘なこと以外は普段いい調子。

でも本来、甘いものもパンもパスタも好きだし、夕方になればおやつが食べたくなることも。よくある。

昨日、最近気をつけてたからたまにはええよな〜と、気になってたベーグル屋を2店舗まわっておやつを買ってきた。

夢の光景


ベーグルサンド半分とシナモンドーナツを半分、14:00くらいに食べた。

そしたら、眠気がきたあと、夕方ごろには何故かずーーんと気力が下がってきた。あれ、気持ちが上がらない。

仕事に行く前の夫との会話も、無理やり元気をつくったつもりだったけど、後に聞くといつもと違う様子だった、イライラしてたようにも見えた、と言われた。

あとはとにかく身体がかゆくなった。湯船に浸かって体温が上がったのも後押ししてか、かゆい。

これは慢性的なアレルギーの症状で、わたし的には慣れたことだけど、久しぶりだったのでめちゃくちゃ不快。

明らかに小麦が原因だと思った。

前日の夜にビールを1本飲んで、その前日は夜にしっかりパスタを食べていたから、ちょっと連続して摂取してしまったせいもあるのかも。終わりかけとはいえ生理中で身体が影響を受けやすかったのもあるのかも。

いろいろ考えたけど、なんにせよあからさまな影響にびっくりして、自分の身体のキャパシティの小ささにちょっとショックを受けてしまった。自分としてはご褒美は節制しつつ、気を遣った食生活を心がけているつもりなのに。

そんな話を夜帰ってきたパートナーにしていたら、

「いい機会やん、あの買っておいたリブレつけてみたら?」

と提案され、装着開始する運びとなった。

(実はこのリブレは付き合い始めたころ、パートナーが「俺もやりたいねんけど、みかの分も買っておいたからいつか一緒にやろう」と用意してくれたもの。なんて優しいの)

昨日の一件で改めて、人は想像以上に食べたものの影響を受けていることを実感した。

それと、安易に人と比べず、これくらいは大丈夫と過信せず、自分自身の身体を正しく把握して良い付き合いをしていかなければいけない

今回ひとつわかった健康体への鍵。それは、血糖値を安定させながら生活することは超大事ということ

とっても大事な気付きだったし、体験をもって腑に落とすことができてよかった。これから血糖値をウォッチして、自分の食生活やキャパを知るきっかけにしたいと思う。

ちなみに、リブレは本来糖尿病の患者さんに使われるものだけど、糖質制限のダイエッターや、高城さんが推奨するように血糖値把握(食生活チェック)として使うケースもあるよう。今回も把握目的で使ってみる。

実際にリブレを装着してみた

というわけで、今日のお昼に装着。

二の腕失礼します、、

シール状のオセロのコマのようなもので、5mmくらいの針が付いている。二の腕のあたりにスタンプを押して貼るような感じで、ぜんぜん痛くなかった。これで、あとは読み取りセンサーをかざせば血糖値(グルコース値)がリアルタイムで測れるというわけ。

お値段は読み取りセンサーと2週間のパッチ、それぞれ8,000円くらい。

ポケットサイズのセンサーをかざして測る

しかし、糖尿病の人は指に針を刺して血を出して測ったりするみたいだから、パッチを貼っておけば24時間いつでも測れるなんて、便利だなあ……。

リブレが気になった方かた、このあたりの動画をぜひ。

↑このかたは、いろんなものを食べてみた後に血糖値がどうなるかをレビューしまくっている。リブレ装着後、めっちゃ観入ってしまった(こういう情報ありがたい、感謝!)

本日のわたしの血糖値

装着してセンサーを設定したら1時間後には測れるようになるので、今日は何回も読み取って測ってみた。まずは初回なのでいつも通りの食生活をしてみるけれど、目安としていろんなサイトに書いてあるのは、

平常時は 70〜120 が平均
食事後は 140 を超えないように

あたりをめざすといいそう。高城剛さんは確か、80〜120を保つよう生活するべしと言っていた。

さっそく測ってみたわたしの今日の食生活・活動・数値はこんな感じ。

13:30 昼食(@和食)
14:55 計測 118
16:05 計測 89
16:15 軽食(@ドーナツ半分)
17:30 計測 120
18:30 計測 79
18:30 夕食(@カレー)
19:10 計測 135
19:45 計測 115
20:00 入浴(@1時間半の半身浴)
21:30 計測 68
22:50 計測 88

なるほど。お昼の和食を食べたあとより、カレーとドーナツ(たった半分なのに!)のほうが明らかに数値が高い。まずは細かく食べたものや生活を記録しながらウォッチしていこうと思う。

昼食|あんかけ蓮根ハンバーグ、玄米など
夕食|日本のおうちカレー、トマト

個人としては、飲酒後にどうなるかが気になる。ビールは危うそうだけど、ハイボールなら血糖値上昇がゆるやかなのか、とか。

またレビューします。

(リブレをご存じのかた、気になったかた、経験者のかた、いたらコメントくれたら嬉しいな〜)

▼関連情報

血糖値スパイクとは

30年後の体や脳を守るため!知っておきたい「血糖値スパイク」を抑える対策とは?


「糖尿病、認知症、がんを引き起こす血糖値スパイクから身を守れ!
(宝島社)
こんな書籍も出てるみたい

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