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「ユーザーの不合理への理解とカテゴライズ」連載ネットショップオーナーに必要なもの#005
どうも、2回めのワクチン接種が近づくムジンです。
ユーザーは思ったように動かないが、予測不能は理解できるという話。
「潜在ニーズを割り出す」連載ネットショップオーナーに必要なもの#004|ムジン社長✨@合同会社ムジンケイカクプロ|note
アパレルの不合理
私はアパレルのネットショップを見ることが多いですが、ユーザーは予想通りに動きません。
例えば、SNSから流入して商品を見てカートに入れ、そのままTOPに戻って商品を見ます。
数日経って、思い出したように他の商品も同時に買う。
このユーザー心理はなんとなーくわかりますが、集客時にはなんとなくでは困る。
そこでSEO対策からを探ります。
不合理な潜在ニーズ
ユーザーがぽっちゃり体型にコンプレックスがあるとしたら、ショップから単純なカラーコーディネートを提案されても困ります。
「流行りのお色なので」なんていりません。
少しでも体が細く見える配色があれば、それが知りたいはず。
膨張色を提案されても満足しません。
ところがいつも収縮色ばかり提案されているユーザーが「イメチェンだよ」と意気込んでいる。
そこでいつもどおりの黒やグレーといった収縮色を提案されたら、「今日はそれじゃねーんだぜ」となります。
まー、なんと不合理。
ユーザー心理は変わるもの
自分のネットショップに、熱狂的なファンがいたら嬉しい。
しかしユーザーは不合理に動くので、毎回同じパターンの提案をしていたら飽きられます。
ユーザーは不合理で、心理は刻々と変わります。
この前はこれで良かったのに、今日はダメなんかい!?
ダメらしいです。
だからこそユーザーは不合理であると考え、不合理への理解を持つこと。
不思議とこれで物が売れるようになります。
商品が売れるカテゴライズ
アパレルでは、安売りセールで商品をよく買っていた人が、ある日急に定価で購入します。
安売り品が気に食わなかったのか、周りから何か言われたのか、大切な日に着るのか。
ユーザーは不合理であると考えれば、商品をユーザーの心理状態を想定しカテゴライズしておくことで、いくつかの不合理に対応する構えを作れます。
1000円台の服と、10000円台の服。
価格帯の差で満足するユーザーだけでなく、生地の質でカテゴリを作るのか、着るシチュエーションでカテゴリを作るのか。
ショップに合ったカテゴライズをすることで、ユーザー心理を捉えて物が売れる経験ができます。
この経験があなただけのマーケティング理論を作ってくれるんです。
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