たびぷらす vol.4-5
(2014年のたびぷらす「富山ぐるぐる」編の再掲です。)
富山の旅にもう少しお付き合いください。ここからはおいしいもの編、笑
富山に行くと必ず寄るのが、寿司栄 総曲輪(そうがわ)店。
いつも愛想がよくて、威勢のよい職人さんたちが、おいしいお寿司を握ってくれます。
寿司栄はお店毎に違いがあるということなのですが、ここ総曲輪店の特徴は、全面禁煙とお酒の提供がないこと。純粋にお寿司に向き合ってほしいということですね。お酒は呑めなくても、お茶が美味しいので無問題です。
それから予約を受けてないので、お店にすぐに入れるかどうかは、その時の運次第。
一度、同行したともだちにどうしても食べてもらいたくて、2時間ほど待ったことがあります…でもその甲斐は間違いなくあります。
席はカウンターのみ。目の前に水が流れていて、それで指先を洗いながらお寿司をつまみます。
コースもあるのですが、どのネタも一貫から頼めるので、お品書きからその時に食べたいものをお願いするのがオススメ。
個人的な一番は、富山湾で取れる肉厚のあなご。
あっさりと煮付けたものをさっと炙って、塩かたれかで提供してくれるのですが、もちろんどちらも行くべきです。
(※近年は地元のあなごが不漁ということで、夏の終わりの時期に出逢える確率はちょっと低め…)
あとは…
富山といえばのしろえびとか、意外な名品のうに(これ、「あまちゃん」の影響で頼みました、w)とか
下ろしたてのわさびを巻いた、なみだ巻き、とか。
あとここには画がないのですが、実はこのお店で「貝」のお寿司に目覚めました。
どのお寿司も、まず舎利がおいしいこと。そして、ネタもていねいにひと仕事がしてあって、素材の持ち味をより引き出していること。そのふたつを職人さんが、まとめ上げてくれるからこその絶品のお寿司です。
うちの相方にとっては、母親の実家が富山だったことから、こどもの頃に連れて行ってもらっていた想い出のお店、ということです。(なんて贅沢な!w)
(つづく…)