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「白羽の矢が立つ」(27)

 「白羽の矢が立つ」このことわざは、「たくさんの中から特別な人として選ばれる」という意味です。
 昔の日本では、村の中で特別な役割を果たす人を選ぶとき、その家の屋根に白い羽の矢が立てられたことが由来とされています。
 特別に選ばれることは名誉でもあり、責任が伴うことを教えている言葉です。


たとえば…

  1. 運動会でリレーの選手に選ばれる
     クラスのみんなで話し合って、リレーのアンカーを決めるとき、「君が速いからお願い!」と選ばれたら、それが「白羽の矢が立つ」ということです。選ばれた人は、みんなの期待に応えるためにがんばる必要があります。

  2. 合唱コンクールでリーダーになる
     クラスの合唱コンクールで、「歌が上手だから指揮者をやってほしい!」と先生や友だちに頼まれた場合、みんなの中から特別に選ばれたことになります。その役割を果たすために、一生懸命取り組むことが大事です。


このことわざの教え
 「白羽の矢が立つ」ということわざは、特別な役割に選ばれることの喜びと責任を教えています。
 選ばれるのは嬉しいことですが、それと同時に期待に応えるために努力をする必要があることを忘れてはいけません。


まとめ
 「白羽の矢が立つ」ということわざは、たくさんの中から特別に選ばれることを表しています。
 選ばれたときは、感謝の気持ちを持ち、その役割をしっかり果たせるように頑張りましょう。
 それが信頼に応えることにつながります!

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