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「踏まれた草にも花が咲く」— つらいことがあっても、がんばればいいことがある(30)

ことわざの意味
「踏まれた草にも花が咲く(ふまれた くさにも はなが さく)」とは、どんなにつらいことがあっても、努力を続けていれば、いつか良いことがあるという意味のことわざです。つらいことや失敗があってもあきらめずにがんばれば、最後にはきっと成功できる、という教えです。

わかりやすい例え話

① なわとびが苦手だったハルカちゃん

ハルカちゃんは、なわとびがとても苦手でした。体育の時間、何度もひっかかってしまい、うまく跳べません。クラスのみんながどんどん上手になっていくのを見て、「わたしはできないかもしれない…」と悲しくなりました。

でも、お母さんに「毎日少しずつ練習してみたら?」と言われ、毎日10分だけ練習することにしました。最初は1回も跳べなかったけれど、少しずつ回数が増えて、1週間後には10回、1か月後には50回も跳べるようになりました!

そして、運動会のなわとび大会では、なんとクラスで3位に!「最初はダメだったけど、がんばって続けたらうまくなった!」とハルカちゃんはとても嬉しくなりました。

② いつも負けていたコウタくん

コウタくんは、かけっこが遅くて、運動会ではいつもビリでした。走るのが苦手で、「どうせがんばっても意味がない」と思っていました。

しかし、ある日、お父さんに「ゆっくりでもいいから、毎日走る練習をしてみたら?」と言われました。最初は気が進まなかったけれど、「ちょっとだけやってみよう」と毎日公園で練習をすることにしました。

1か月後、学校で走ったとき、今までよりも速く走れるようになっていました!そして、運動会ではなんと3位に!「がんばったら、ちゃんと結果が出るんだ!」とコウタくんはびっくりしました。

ことわざの教え
このように、最初はうまくいかなくても、がんばり続けることで、必ず良いことが起こります。ふまれてしまった草も、強く生き続ければ花を咲かせるように、人も努力を続けることで成長し、大きな成果を出すことができます。

逆に、最初からあきらめてしまったら、何も変わりません。つらいことがあっても、「がんばればきっと花が咲く!」と思って、少しずつでも努力してみましょう。きっと未来には素敵なことが待っていますよ!

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