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新しい家族がやって来た。

両親も亡くなって、生活に全く潤いのない簡素な日々が続く中、最近は自分の生きてく意味を問う毎日。
最近のテーマは「世間と自分の存在の意味」。
とりあえず答えは出ないけど、何か自分の存在が誰かの役に立つならこの身を捧げても悪くないと思える様になってきた。
なので、保護猫をする事にした。
ゆくゆくは殺処分をされる小さな命を助けようと思った。
まぁ今までは生活に押し流されて中々踏ん切れ無かったのが実情で本来なら母親が生きている時、アニマルセラピーの一環としてしようと策略していたのだが、あっという間に母親は逝ってしまったので実現しなかった。
今更かも知れないけど、思い立ったらとりあえず行動だ!
自分も最早この世で生きてゆく時間はそんなに多くない。
人生の半ばはとうに過ぎ去ってしまった。
だからここ最近は「とりあえずやってみる」事にしている。
特に今年から後悔なき様にやると決めていた。
だから去年末、保護猫の、譲渡会に参加した。
二回ほど通い主催者さんに顔覚えてもらって、お勧めされた子に会う事にした。

この子は女の子で推定年齢11歳。
人間で言えば老齢に差し掛かった年。
やっぱり聞くと老齢の子はあまり人気が無くいつも残ってしまうらしい。
でもしつけもしなくとも本人は大人なので苦労はしないし、人馴れしているから楽。
この子は猫嫌い、人好きというかなり猫離れしている。
しかもアメリカンショートヘア。
もう決まった。
この子に決めた。
この子の最後を一緒に過ごしたいと思った。

正月の3日。
初めてのお見合い。
彼女は怯える様子もなく指を舐めてくれた。
問題ナッシング!!
そして彼女を迎える為の色々な準備を重ね、1月21日日曜日。
彼女が家に来た。
トライアルスタート!

で、3日が経った。

アメショのマリーさんです。
もう女王の風格。


はい、お膝で寝ました!早っ。

かなり甘えん坊で寂しがり屋さん。
家の子になってくれそうかな?
一応認められたのでしょうかね?

トライアルは約一か月間なのでまだまだ結論は先ですが、もう自分的にはこの子と最後まで一緒に居たいと思っております。

猫の居る生活は本当良い感じだ。
悲しみも憂いも少し和らいで行く様だ。

失くした何かが帰ってきたみたいだ。

頑張ろうね、マリー。

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