問題は【条件付きの愛と〇〇じゃない世界】だ。
いろいろ心理分析していて思うこと。
結局、
・愛は条件付きだ
・人間関係は上下、勝ち負け、優劣
という設定のセットが
多くの生きづらさの元になっているんだなと。
・愛は無条件
・人間は対等
と心底思えたなら
それだけで結構生きやすい世界になる。
(ちなみに対等=アサーティブとは
互いの人格や意見を等しく尊重するという意味であって、
礼儀や立場を無視していいという意味ではないですよん)
愛に条件がなければ
自分も相手も完璧でないまま愛おしく思える。
対等であれば
見下す事も見下される事もないと安心できる。
これは何も
人間には能力差がない、と言っているわけではなく
能力で人間の価値を測らなくていいし
自分にも他人にも評価を下す必要はない、ということ。
どうせ人間は全員完璧じゃないんだから
どんぐりの背比べでカリカリしても疲れるだけだし
他人を下げたところで
自分の価値が上がるわけじゃない、どころか
他人を見下す視点そのものが
自分の価値を下げているのです。
そして
自分が安心するために、他人を下に見れば
他人の優れた面を見上げて、自分を否定することになる。
価値観は1つ。
他人に向けている目で、自分をも見ることになる。
だから、そもそも
・愛は条件付き
・人間関係は上下、勝ち負け、優劣
という見方をやめないと
永遠に心の安寧は訪れないわけよ。
他人を敵に見立てて
勝手に勝ったり負けたりして
一喜一憂してたい人はご自由にどうぞだけど
相対的な価値を見るより
絶対的な価値を見たほうが
この世界は生きやすくなる。
どういう目で世界を見るかは
自分が決めればいいのです。
条件付きの愛と、上下の世界か。
無条件の愛と、対等の世界か。
あなたはどっちで生きたいですか?^^
(補足)人間に上下はありませんが、「前後」はあります。先に行っている人、後から来る人です。
能力や知識や精神的な成熟度や目標達成度などの個人差は「前後なんだ」と捉えておくと、コミュニケーションのトラブルを避けられます。
先生という言葉は「先を生きている人」なので、昔の人はよく分かっていたんだなぁと思いますね。
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