投資・起業のプロ「ティール」を知る
世界的投資家と言えば「ウォーレン・バフェット」を想像する人が多くいるかも知れない
確かに世界的に有名で投資の世界では知らない人はいないだろう
しかし、今回はそのウォーレン・バフェットに並ぶ世界的投資家・起業家「ピーターー・ティール」について見ていきたい。
この本に出会ったキッカケはyoutubeで大好きなyoutuberのラファエルさんのチャンネルで紹介してあり興味があり読んでみました
紹介してあるのはこの投稿です↓
「ピーター・ティール」について
ペイパルの共同創業者
ペイパルは世界最大のオンライン決済サービスとして知られている
フィールドリンクとして当初は創業していた
しかしビジネス向けにしては名前がしっくりこなかったため
「コンフィデンス(信頼)」「インフィニフィ(無限大)」をかけ合わせた
造語で「コンフィニティ」として出発する
1999年に正式に「ペイパル」としてスタートする
日本ではPayPay等の電子決済が広く知られているが、ここ数年の話
フェイスブックの創業からの投資家
今や、SNSの中でもフェイスブックを知らない人はいないだろう
マーク・ザッカーバーグと2004年に出会い、意気投合
情報を探すサービスは存在していたが、人を探すサービスが無いことに気づいたザッカーバーグが投資家を探していた時に出会ったのがティールだ
当初、ウェブサービスに対する理解があまり良くなかった時代だったので投資してくれる人がいなかったが
逆張りの投資家、ティールにとっては好機だった
マーク・ザッカーバーグにとってティールは信頼出来るワークパートナーであることは今も間違いない
パランティアの創業
パランティアと聞いて、想像がつかない人がほとんどだろう
多くの人が知らないのは仕方ない理由がある
パランティアとは、テロ・犯罪と向き合う為に作られたのだから
顧客もFBIやCIAといった一般顧客ではない組織に向けられている
AI(人工知能)と人間がタッグを組むことで脅威を早期に察知するを可能にした
パランティアを創業するキッカケは
米国のような超大国でも小さい集団(テロ)によって傷つくことがはっきりした
「自由と安全」が常に両立しない事に気づいた米国はそれらとの戦いに突入することになった
そういった脅威と戦うにはどうしたら良いか?
ティールはテクノロジーの力を使うことにした
そして、テクノロジーの力にビジネスチャンスがあると思ったからである
トランプ大統領を支持する逆張りの思考
当時、アメリカ大統領を決める選挙の際クリントンが優勢と言われて
トランプ氏は負けるだろうと当時の私も思ってました
しかし、さすが逆張りの思考を持っているピーター・ティールはトランプ氏を支持してました
「アメリカをふたたび偉大に」をスローガンに戦っていたトランプ氏のアメリカを変えるという
改革・変化を起こすイノベーションに共感したのかも知れない
また、ブッシュ一族とクリントン一族の政権争いに飽き飽きしていたのも事実
支持を発表すると批判的な意見が多く出てきた
結果は知っての通り、ドナルド・トランプ大統領の誕生だ
ペイパル・マフィア
ここまで見たら、ピーター・ティールのみ凄く見えるが、彼に関わっている人たちも大物ばかり
その中でもPaypal作った人たちのことをペイパルマフィアとして呼ぶようになった
イーロン・マスク
* ペイパルの共同創業者、テスラモーター創業、ロケット開発SpaceX創業
マックス・レフチン
* ペイパルの共同設立者、slide創業、Yelpの設立支援
リード・ホフマン
* リンクトイン創業、ペイパルの理事の一員
チャド・ハーリー
* ペイパルのデザイナー、YOUTUBE共同創業者
その他にも数多くの大物と関わっているピーター・ティールはすごすぎる
ビジネス本として、読んで見て規模感がすごすぎる話ばかりだった
投資やスタートアップをしている人は一度読んでみたが良い1冊