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デブ活という名の摂食障害との戦い
「デブ活」と銘打って、明るく活動します!
みたいな日記を書いていたけれど、実は物凄く辛い戦い。
食べるのが怖い、太るのが怖い、身体が太くなっていくのが怖い。
でも、可能な範囲で胃に納まるまで食事を摂取。オルトレキシアなので許可食だけ。健康に良いものを、と作り置きしていた食材をアルコールの力を借りて午後からひたすら食す。
それでも栄養が足りないと、メイバランスや配食弁当を食べる日も。
栄養が偏らないようにとサプリメントもひたすら購入して摂取。
運動強迫もあり、朝から30分のステッパー、1日30分以上筋トレの時間を設け、その後はストレッチと筋膜リリースを欠かさない。夜、お風呂上りにも筋膜リリースにストレッチ。
お休みは週1だけ。
そんな日々を繰り返していたら身体が悲鳴をあげた。
腰痛悪化。微熱が延々と続く。足指の痺れも取れない。多分、以前のヘルニアの再発だろう。
「少し、休まなければダメになる」
そう思い、4日連続で筋トレを休んだこともあった。
「筋肉が落ちる。脂肪がつく。」とても焦りが伴った。
でも、心の片隅で「もう、全部やめたい。」そうも思っていたのだろう。
腰痛が悪化し、筋トレを控えるようになって(ステッパー、ストレッチとリリースは欠かさない)少し安堵した自分もいる。
デブ活を初めてから、体重は順調に増えてBMI17台、体脂肪は15台(正確ではなさそうだが)まで回復。
初めは体重や体脂肪増が怖かったが、今は体重はたいして気にならなくなった。
けれど、それと相反して太っていく身体のサイズに恐怖を覚える。
元々骨格のせいで太かったウエストがどんどん太くなっていくのだ。
もちろん、細くて自慢だった脚も太くなっていく。
自然の原理なのだが、筋トレを控えていることで締まりがなくなったのではと考えてしまう。(3年近くほぼ毎日頑張った筋肉はそう簡単に落ちるものではないと解ってはいる)
でもね、最近は少し自分を痛めつけるのをやめようと思う。
健康だったあの頃に戻りたい。
自分に優しくありたい。
休職してしばらくしてから、1年半以上来ていなかった生理も復活した。
偶然か、薬の副作用だろうと思っていたが、昨日もちゃんと来た。
何だか、それが嬉しい。
女に戻ったんだ。
腕の血管が浮き出ていたり、頬はやつれてほうれい線も深くなったけれど、子宮は正常に近づいている。
喜べるということは、摂食障害から少しだけ脱出できている証拠かな。
もう、デブ活は卒業。
食べたいなら食べる。食べたくないなら食べない。もう、食に囚われたくない。
筋トレも、強迫的には行わない。
ガリガリの身体にほっそい筋肉が付いているだけだもん。
そうそう、最近は読書したい、と思えるようになってきてそんな時に出会った本、竹井夢子さんの「ぜんぶ体系のせいにするのをやめてみた。」を読んだ。
まるで自分の事のようで泣けてきた。
あるページに書かれていた「今の感情を無視しない」「未来ではなく今に意識を向ける」・・印象深かった。そして、それをできないのが私。
嫌なことがあったり、言い合いになりそうになると感情を押しつぶして自傷行為に走る癖。
未来のことばかり考えて、貯金貯金!老後貯金が一番!と全く人生を楽しんでこなかった。生きてきて幸せだと思ったことなどあるだろうか。数個しか浮かばない。
そして、全く自分に自信が持てなくなった。かつては自分の好きだった部分もあったのに。
あぁ、摂食障害になりそうな性格だよなと思う。
そして、次に読みだしている本がある。
「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」という本。
人生を全く楽しまず、仕事で稼ぐことだけに精を出していた自分を消したいから購入。
これを読んだら、神様が与えてくれたこの長い休みを充実したものにできるかな。
長くなりましたが、読んでくださった方、ありがとうございます。
皆様も、ご自愛ください。