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境界線が薄い、という自覚は、ようやくここ2週間でついてきた。 今、この見たことのない、境界線、というラインを見ようと、またも人の中に繰り出す日々を送っている。 さて、そもそもその線の名前を知らずに生きていた頃のこと。 なぜか怒られる なぜか嫌われる なぜか避けられる なぜ変な人に見られるのか 全く感知できないでいた。 手術で髪が短くなり、ウィッグをつけざるを得なくなった友人に、 髪が長かった時の方がいいかも、と素直に言い、 そんなこと言われたくなかったと落ち