死ぬまでに伝えたいオヤジの小言 「普通って何?」
先日、2022年に高校の普通科を3つに再編するというニュースを目にした。
現行の普通科に加え、現代ならではの課題や地域社会の問題解決のために必
要な学習を提供する学科ができるとのこと。
そして、主体的な学びを高校生に促す狙いがあるらしい。
2019年度学校基本調査によると、高校生の約7割が普通科に通うとのこと。
文科省は省令を改正し、普通教育を主とする学科として、SDGs(持続可能な開発目標)など現代的な課題への対応を図る学科と、少子高齢化など地域社会が抱える課題解決を探る学科を設置できるらしい。
関係ないけれど「普通科」の「普通」って
よくよく考えるとすごく違和感のある名前だと思うのは私だけ?(笑)
ふつーの科。。
このニュースを見て複雑な思いがあった。
今後は明確に「地域プロデュース(地方創生)」、「グルーバル人材」を育成する方向になるんだろうなと。
私的には、以前の普通科一辺倒に比べれば多様な選択肢ができて結構。
しかし。
誰が教えるの!?
学校の先生に急な専門知識が芽生えるのであろうか??
(いやいや無理でしょ)
「努力して下さい!」では無理。。そして、中途半端な講義で犠牲になるのは生徒。
目標や目的地は理解できるけれど、物理的に不可能ではないか。
目的は明確!でも、それを達成するための方策は丸投げ。
まー定着するころには、また別の改革が行われているかもしれませんね。。
話は変わりますが、最近注目の「N高」。※まもなく「S高」もできるらしい。
私個人的には、明確なビジョンがあれば非常に理想的。
教師人も素晴らしい。
私は某教育県に住んでおり、さらに教育関係に従事しているが、
正直息子が高校(公立)に行く際に不安になる。
(私立も微妙な学校しかない。)
なぜか。
魅力ある先生が少ないから。
(もちろんある方もいます。でも少なすぎる。)
ということで、
個人的には、オヤジ的には、
普通な高校にはいかなくても良いかな(笑)
もし本人が望まないなら。
目的が友達との思い出作りなら良いけれど、
公立の学校には限界があるかも。
結論。
多様性の世の中になってきている中で、
「普通に地元(公立)の高校に行く」
という考えは、
もはや「普通じゃない」
と思う。
普通≒マクロな平均の幸せ
と定義すると、
あいつ『普通じゃねーよ!』という言葉こそが、「最高の誉め言葉。」
人の普通にはなるな。
君だけの「普通じゃない普通」であってほしい。
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