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紙とインクの匂いが私を


幸せにしてくれます。

買った本を開いてまずは深呼吸。

電子書籍では味わえない感覚ですね。


物心ついた時から一番好きな時間は
本を読んでいる時間。


自分史の中で一番古い本の記憶は

ビアトリクス・ポター著
「ピーターラビットのおはなし」

かこさとし著
「ことばのべんきょう くまちゃんのいちにち」


でしょうか。


毎日寝る前に本を読んでもらうのが私の日課でした。
今思えば毎日同じ本を読めと迫るしつこい子供です。


くまちゃんのいちにちに至ってはセリフがあるわけではなく、言葉の勉強の本なので
野菜や掃除用具などの名称がイラスト付きで載っているだけなのですが、


それを面白おかしく適当にセリフをつけて読んでくれていました。我が母ながらユーモアの塊。
あっぱれです。



エンドレスくまちゃん


小学生になっても夜読書は続いていて
だんだんと絵本から児童小説になり
少し難しいのに挑戦しようと借りてきた
海底二万マイルは読んでいる母も聞いている私も
眠気が我慢できずとうとう読みきれなかったり

学年が上がるにつれ自分で読むようになったり

とにかく本を読まないという日が
一日もないような子供時代でした。


我が家は姉と私の二人姉妹ですが
ゲームやおもちゃはほとんど家になく


私の記憶では「欲しかったけど買ってもらえなかった」でしたが、夫とその話になると、買ってもらえるまで頼んだり、お年玉貯めて自分で買ったりしなかったの?
だとしたら、そこまで欲しくなかったんじゃない?
と言われ、そうかもしれんなぁと腑に落ちました。


近所に住んでいた子の家にゲームも
LEGOもシルバニアもとにかく何でも揃っていて
散々遊ばせてもらっていたのでそれで満足してたのでしょう。(超ラッキー!イェイ!ありがとー!)


スーファミソフト一本買うより漫画10冊買う方が
安く済むのだから親的にもラッキー案件ですよね
(図々しすぎる思考w)


上記の理由で自宅で出来るのは読書くらいだったし
おもちゃは買ってもらえなかったけれど
母の持っている本も自由に読めたし
本であれば漫画でも伝記でも小説でも
買ってもらえたし、遊んでばっかり!と怒られることもなかったので、読書に夢中になれた訳です。 


大人になるにつれて読むジャンルも多少変わっていくものでしょうが、私は全く変わっていません。

絵本
漫画
エッセイ

これらのジャンルが私の読むほとんどを占めています。




突然ですが

2024年7月ねこやまのおすすめ〜!

(ドンドンパフパフ〜〜!!)


絵本部門

「どうぞのいす」 柿本幸造 香山美子著

とにかく絵がかわいい。そして優しい気持ちになれる。競争社会で生きるみなさん、まずは一読。
色合いも優しい。優しいっていいよね。



漫画部門

「高台家の人々」 森本梢子先生

笑えるし、泣ける。全6巻だから手が出しやすい。
王道キラキラ少女漫画ではないが、むしろそこが良い。
落ち込む事があった時は木絵さんの乗り越え方を参考にしている。



エッセイ部門

「ももこの話」 さくらももこ先生

さくら先生のエッセイはどれも大好きだけれども
特にももこの話に収録されている
「風呂で歌をうたう」は腹抱えて笑う。
ヒロシに歌を教えてあげる話なのだが
もしこれから読む人がいて、作中に出てくる曲を知らないようであれば、先に聞くのをおすすめする。
より面白さがじわじわ来る事間違いなしである。


勝手にご紹介してみたが
もし全部好きだよ!って方が居たら
今日から私たちベストフレンド。マブダチ。


読んだことがない人は、お時間ある時にでも是非!



今日は先日購入してまだ読めていなかった
東雲先生の「恋をしたのに世界は滅びる気配もない」を読もうと思う。

初めてgood!アフタヌーン連載の漫画を買った。
まずは1巻。楽しみが待っているのでそれではまた!


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