「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本の、前書きの次に続く、基本的な原則についての章の内容をメモします。
前書きはこちら:
まず、創造性とは何なのか
原則の前に、この本でいう”創造性”について、説明しています。
(英語版のタイトルは、「The Artsit's way - A spiritual Path to Higher Creativity」、日本語に直訳すると、「芸術家の道-より高い創造性への精神的な道」です。)
創造性とは、誰かに与えられた能力というよりも、自分の経験から得られるもの。
また、創造性は経験を通じて得られるという意味では、例えばわたしが、「私は創造性に欠けている、だって絵が描けないし。」という信念は、単なる思い込みであり、無意味である。
と、解釈してみる
基本的な原則
さて、基本的な原則として、次の10つがあげられています。
とにかく、自分には創造力があるんだ!と思いましょう。創造性を感じられない場合は、自分で押し込めてしまっているか、見て見ぬふりをしている。
自分の中にしまわれた創造力を取り戻そうと、意識的になることは、決して危険なことではない、むしろ穏やかな力強い変化がおきるかもしれない。
という感じですかね。
創造力を復活させるために、どのようにこの本を使えばよい?
1日に1時間強、取り組むことがすすめられています。
課題を半分終わらせることを目指しましょう、というのは、なんともやる気の出るメッセージですね。
さらに、課題の選び方でも、痛いところをつかれた感あり。いまぱっと具体例は思いつかないのですが、たしかに、最も必要としているものを避けようとしたり避けたりした経験があるような、ないような。
このプロジェクトをすすめる中で、予測されること
著者は、「誰もが途中でやめたくなる」と繰り返し、創造性を回復するのは簡単ではなく、時には困難や混乱を引き起こす、と言っています。
プロジェクト中に、意識的に行うようおすすめされていること
ただ真剣に取り組むだけでは達成できないので、意識的に次のことを実践するようおすすめしています。
最後のは、わたしは長年少し感じているかもしれない、と気づきました。
場合によっては、「今あるものに感謝すべきだ」と言い聞かせることで、変わりたいとか新しく始めてみたい、という気持ちを押さえつけてしまっていることもありますね。
最後の締め
この章は、最後、激励でしめられています。
最後の、「最終的には、より自由になる」というのが、わたしの80歳のインド人のヨガ師匠が常々言われていることなので、びっくり。
これについては、インドと日本どころではなく、西洋も東洋も同じですかー。