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学校で、「本の読み方」を習いたかったー
みなさん、本ってどうやって読んでいますか?
読みたい本がたくさんあるのに、ちっともすすまない。
イギリス版の「武士道」って本を見つけた
今住んでいる家には、前住人が置いていった大量の本があります。
いろんなジャンルの本で、どれも読んでみたい気はするものの・・。
例えば、ひときわ大きい、とってもかっこいい本。
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武士道!
稲造さんの武士道かと思ったんですが、どうやらまったく違います。
著者は、ジョン・ニューマンという1935年生まれのイギリス人。
どなたかからのプレゼントみたいで、最初のページに署名が書かれてます。
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アメリカの、ものすごく人口が少ない小さな小さな村の外れのこじんまりとした一軒家に、こんな、日本に関する本があるなんて、ちょっと感動的。
そういえば昨年12月には、近所の美術館で、日本人の、聞いたこともない浮世絵画家たちの素晴らしい作品に目を丸くしたんだった。
さて、この本、香港で印刷されてる!ほほほ~。
中には、きれいな絵や、珍しい写真もたくさん入ってます。
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こういう、浮世絵によく描かれている唐傘かぶった人の、写真を見たのは初めてかも。
学校で英語でも日本語でも「本の読み方」って習ったっけ?
前住人が置いていった本以外でも、英語講師資格(TEFL)の「英語の読み方を教える」という授業の宿題で、読まなきゃいけない本や資料が山盛りで、若干ストレスになってる今日このごろ。
この授業を受講しながら改めて考えてみると、わたし、「文章の読み方」って習ってないんですよね。
学校で習ったというか、やってたのは、英語を1文づつ丁寧に日本語に訳すこと。
綺麗で自然な日本語に訳すコツとか。
うちの学校の英語の先生たちは、授業の目的をどう考えていたんだろう?
「翻訳者の養成」かしらん。
それ以外には、実践的に使えない、むしろ弊害になってる気さえする。
と、若干怒りを覚えつつ、「英語の読み方を教える」ことを学ぶ前に、そもそも、文章ってどうやって読むのか?を学んでます。
わたしの場合、母語である日本語の長い文章をどうやって読むか、ということも学校で学んでないので、そっからの応用も利かない!状態で。
ほんと、私はいったいあの長~く永遠に続くような、卒業が遠すぎてめまいがしていた学校生活の中で、なにを学んだのだろうか。
時間かかるし、読み方だけじゃなく、他にも宿題で、「最低3人にインタビューしてその結果と考察を1、2枚でエッセーにまとめろ」、とか、書く宿題も多いわでもう大変。
まあ、まずは、「英語の文章の読み方」を身に着けてから、一気に読みたい本の読みに入るか!と、いうことをモチベーションに、頑張ります。
こんな機会が持てて、超ラッキー。