SUSONO 松浦弥太郎さん公開インタビュー
4月30日、松浦弥太郎さん公開インタビュー「働くを考える」に行ってきた。
松浦さんのお話の中で、特に印象に残っている部分について考えてみた。
愛情不足なところを探している。
これは12月のローンチイベントでもお話しされていて、印象に残っている言葉。
印象に残っているといいながら、松浦さんがおっしゃっていた美しい表現として、私の中に残っているだけかもしれないと思った。
つまり、日常で愛情不足を探していない。
日常に取り入れるために、愛情不足を見つけるために、自分の言葉に置き換えてみよう。
視界に入ったときに、どこからか聞こえてきたときに、何らかの違和感やざわつきを感じることがある。
そのときに、その違和感の原因が愛情不足なのか、それ以外なのかを考える。
そして、それが愛情不足が原因だとわかったときに、自分にできることはないかを考える。
こんなふうに日々を過ごしてみようと思う。
知らないことを知りたいと思っている。
松浦さんのお話に対して「私も同じ!」というのは大変恐縮なのだが、私も子供の頃から知らないことを知りたいと思ってきた。
全く理解できない単語が出てくるような難しい話でも、詳しい人が楽しそうに話している話を聞くのが大好きだ。
楽しそうに話している理由がどこにあるのか。
私が知りたいのは、その部分。
いいなぁと思い続けることが大事。
「いいなぁ」が実現するかしないかを、今決めなくてもいいと思うと、すごく救われる。
自分の中しまいこんでいた「いいなぁ」をもう一度探してみようかなと思った。
実現するためにどう動くとか、どこまで進んだとか、自分を日々追い込むようなことができなくても、心の片隅に持っていていれば、いつか叶うことがあるかもしれない。
余談になるが、このイベント後に参加者数名で公園に行った。
ボードゲームしたり、雑談したり、ゆるゆると過ごす時間。
何とも言えない楽しい時間だった。
後から思い出したのだけど、以前住んでいたいた家の近くの公園で、楽しそうに将棋をしているおじいさん達がいて、こんな老後「いいなぁ」と思っていた。
まだまだ老後ではないが、あのとき思っていた「いいなぁ」を思いがけず、体験してしまった。
テーマは「働く」だったけど、松浦さんのお話は私にとって「生きる」ことそのものだった。
働くことと生きることが自分の納得のいく形で重なること。それが私の理想。
このことも「いいなぁ」と思い続けていたい。