#31 Paris-3
土曜日の夜。
「ラグビーの試合に行こうよ」と友人に誘われていた。
東京だったら多分200%行かない(スポーツ観戦のセンス無さすぎます)のですが、フランスだしマルセイエーズ歌う渦の中にいてみたいとか思って連れて行っていただくことに。
昨日、無事iPhoneで購入したNavigoでMetroに乗れることも確認できていたので移動はスムーズでした。
ICカードそのものを記念に購入したいとかでなければスマホ1つで完結できるので本当に便利。なんとなくひよってApple Watchで使わなかった小心者なんですけども。
ちなみに8年くらい前?に買ってあったMetroの紙チケットも使えたの!
€を保管してた小銭入れに残ってたからダメ元で使ってみたらなんの問題もなく使えて感動しました。こういうところはさすがフランスだなぁと。
東京だったら数年で改札の機種変わったり仕様変更されてて使え無さそうじゃない?え、そんなことない?私のひねた感覚?
友人が時々行くというカフェで夕食。フライドポテトの量が泣ける!これが嬉しいの、肉とじゃがいも、私だって大好きだから!(フランス人は肉とじゃがいもの組み合わせが大好きです)
このオーダー、実は違ったのです。私はサーモンのタルタルを頼んだつもりだったの。友人はお皿が来た時すぐに「サーモンじゃない…」と気づいたそうなのですが、私は食べても気づかなかったの!!もはや日本人じゃないのでは…(そこだけな)
確かにオーダーした時に、お店の人が友人に肉の焼き加減を聞いた時私にも「焼き加減どうする?」と笑って言ってて、「じゃあよく焼いてもらおうかな」(あーこういうジョークが好きだよねぇ)なんて私も笑っていたのです。(生肉なのに焼き加減を聞くのはおかしいですよね)
思えば、オーダーを受けた彼としては生肉のオーダーだからこそのジョークを言っていたわけで、私の反応が笑顔=「生肉のオーダー確定」となったのですね。友人はしっかりと「サーモンのタルタル」と言っていたのに笑
でもこれは嬉しい誤算で、私はステックタルタルを初めて美味しいと思えたのです。30年以上前に食べた時、口に合わないったらなくてそれ以来ステックタルタルは本当に苦手でした。頼んだことなし。
でもこの日のステックタルタルはとても美味しかった!まさに怪我の功名。
サーモンと生肉の違いに気づけなかったのは、日本人以前に人としてどうなのか…は大きいですけどね。気づけなかったことを忘れずに生きようと思います。
シャブリもサクッと1本開けてデセールもカフェも楽しんで試合会場へ。
試合会場で友人の同僚の方々にご挨拶。ラグビー談義、聞いてるだけで楽しい。あ、内容はところどころしかわかんないのよ、そもそもルール自体あまりわかってないしね。(なぜそれで観戦?)
内容に関わらず、フランス語のたあいない会話の洪水の中にいるのが好きなんです。音が楽ちん。
マルセイエーズも一緒に歌ってご満悦でした。(言うまでもなくマルショ〜ン🎵のところだけです)
試合は接戦の末にフランス勝利!1点差だったので最後はさすがの私もハラハラしてました。やっぱり勝って欲しいもんね。
あ、対戦相手はニュージーランドでした。ハカ、カッコ良かった!