ゆらゆら

「楽しいからいいや」で着地させるべきなのか、
「これでいいの？」と向き合うべきなのか。


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白と黒の間には、無数のグレーがある。

これまでの私だったら、
そのグレーに対してやや不満を覚えるくらい、
はっきりしないことが嫌いだった。

でも、世の中には


割り切れないこと

どうにもならないこと

どうもしない方がいいこと

そんな注釈付きのグレーが存在する。

何度もその色たちを目の当たりにしてからは、

「なぜそれはグレーなのか」
「どのようにしてグレーになったのか」

そこを一度見るよう、意識するようになった。

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⚪️まあ、しょうがないか。

⚫️いや、そこまで私が受け入れなきゃダメなの？

⚪️だって、どうこうできることじゃないでしょ。

⚫️えー、どう考えたってずるいでしょ。

⚪️…。

⚫️…。

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白と黒の間。
ゆらゆらと、力なく往復する。

そっか、私もグレーだったんだ。