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【好きな偉人】鉄鋼王カーネギー

こんにちは!

前田です。

私は小学生くらいのときから、歴史上の偉人たちの「伝記」を読むのが好きな子供でした。

同級生にも本好きな子はけっこういましたが、その子たちは物語や小説を読んでいたので、私は珍しいタイプだったと思います。

この「アメリカの歴史」シリーズが、小学校の教室の本棚にあり、何度も読み返した記憶があります。

「事実は小説より奇なり」といいますが、私にとっては、どんなフィクションよりも、実在した人物たちの生き様に憧れを抱いたものです。

最近、そんな自分の体験を思い出したので、せっかくなので何回かに分けて振り返って行きたいと思います。


まず、私が読んできた伝記の主人公の中でも、特に覚えている人物の一人が、「鉄鋼王」こと「アンドリュー・カーネギー」です。

日本でカーネギーというと、「人を動かす」の著者デール・カーネギーの方が有名かもしれません。

デール・カーネギーは作家や教師ですが、私がご紹介したいアンドリュー・カーネギーは実業家です。

アンドリュー・カーネギー(Andrew Carnegie[2] [ˈændruː kɑːrˈneɪɡi][3]、俗に[ˈkɑːrnᵻɡi, kɑːrˈnɛɡi]とも, 1835年11月25日 - 1919年8月11日)は、スコットランド生まれのアメリカの実業家。崩れ行く橋を見て着想を得てカーネギー鉄鋼会社を創業し、成功を収めて「鋼鉄王」と称された。立志伝中の人物であり、ジョン・ロックフェラーに次ぐ史上2番目の富豪とされることが多い。事業で成功を収めた後、教育や文化の分野へ多くの寄付を行ったことから、慈善活動家(フィランソロピー)としてよく知られている。1889年の『富の福音』はフィランソロピーを志す人々への啓蒙書となっている。
(引用元:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%82%AE%E3%83%BC)

私がアンドリュー・カーネギーを尊敬するのは、その活動をもって人類の未来に貢献した実績ももちろんですが、一番は、その生き様にあります。

アメリカは、とても広大な国です。
鉄鋼という業界は、とても巨大な業界です。

この巨人を相手に、長く繁栄し続ける人はきっと、人に恵まれ、人を大事にできた人物だと思うのです。

その好例として、アンドリュー・カーネギーの墓碑名には、こう刻まれているそうです。

"おのれよりも優れた者に働いてもらう方法を知る男ここに眠る"

子供の私には、この墓碑名の意味することろが、よく分かっていませんでした。

少し知恵がついて、新社会人になった頃までは、
「人をうまく使うことを、自慢してるだけか」
と、反発してた時期もありました。

しかしその後、自分も仕事や日常で色んな現実に直面し、伸びてた鼻が折られ、改めて謙虚に学び直そうと思うようになってからは、この言葉の重みをようやくわかるようになってきました。

マネジメントの生みの親、ピーター・ドラッカーは次のように賞賛しています。

鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが自らの墓碑名に刻ませた、
"おのれよりも優れた者に働いてもらう方法を知る男ここに眠る"
との言葉ほど大きな自慢はない。
これほど成果をあげるための優れた処方はない。
(引用元:https://topmanagement.co.jp/column/2017/07/post-16.php)

・相手が、自分よりも優れていると謙虚に認められる器。

・その優れている人達から、一緒に仕事をしたいと思われる人間的な魅力。

・感情論だけでなく、具体的な方法や行動・実績にまで昇華させた実現力。

そんな色んなものを、この墓碑名から感じています。


大きなことを成し遂げた人ほどきっと、一日一日、一瞬一瞬を大切にしてきたと思います。

私も、偉人たちに憧れるからこそ、いますべきことに集中して、明日も決めたことを達成していきます。

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