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2020年10月18日、あるいはテスト飛行

起床

『雪夫人絵図』を観終えたら1時近く。なんという業の深い話なのか、と唖然とする。最後の方なんか山の霧がブワーっと風で舞い上がったりしてて、それをバックに着物の女が山の斜面を歩いていく、幽玄、というか、この世のものではないような映像を見せつけられた。それが怒涛の心象と同期するよう。まだ溝口は、まだ2本しか観てないが、黒澤ほど一般的に語られないのは、比較的早くに亡くなっているからなのだろうとか思ってしまう(同じことを小津にも言える)。というか逆に、黒澤が日本映画史でとりわけ偉大視されるのは、黒澤が単に長生きしてたからなのでは。1時ごろ寝て、7時に起きる。背中の筋肉痛がすごい。

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