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【観た/2023年36本目】映画「AIR」観ました。

【観た/2023年36本目】映画「AIR」観ました。

感想】
これぞ正統派!由緒正しきお仕事ムービー!!

まずストーリー。
「実話に基づく」、時系列通りに追った構成。
しっかりとした骨格、筋肉質な、といったワードが似合うしなやかで無理のない進行。
わかりやすさを追求した無理のないセリフ回し。
「何を伝えたいか」をシンプルに突き詰めたケレン味のなさ、さすが。流石すぎます!

そして演出だったり演技だったり。
ベン・アフレックとマット・デーモンの共演というだけでも必見なのに。
それぞれがしっかりと役にアプローチ。
互いを引き立て合う、見どころを相殺しない事にこだわった演技プラン。
控えめに言って眼福です!

さらにバスケットボールのマーケティングに革命を起こしたと言っても過言ではない、
アイコン「マイケル・ジョーダン」の使い方,魅せ方も超絶妙。。

時代の空気感も見事に写しきった映像も含めこれまたお見事!お見事すぎます!!

強いて言えばなんですが、

事実にこだわるあまり結構あっさり?に感じるところがあったり、
王道過ぎて意外さは少ない、

のはちょっとだけ気になりました。

さてさて。
小さな会社が大きくなっていく、のは誰もがときめくサクセスストリー。
期待するのはまさに奇跡の瞬間!のはずなんですが、、。

実際には

ほんのちょっとのひらめき、
誠心誠意の交渉、
職人のこだわり、
経営者の書院への信頼。

地道だったり、実直だったりといったことは地味で、ドラマ性は低いはずなのに。

ヒーロだけが世界を変えるわけじゃない。
僕が、あなたが、世界を変える。

この揺るぎのない事実にやっぱり心が震えました。

「僕だって」となにやら力漲る作品だったと思います。

【評価・付けるとしたら」
4.0です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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