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自作 シャレコウベダケの繁殖を書いて
本日はいつもと違い、読書感想文ではありません。
「芸術のための芸術」ではなく、それぞれの人生において美学を確立しようとする思想を持った新唯美主義作品として、
自作も本格的に宣伝しなければと思い、どんな作品を発表したか書いていければと思います。
以外がリンクになります
シャレコウベダケの繫殖
https://estar.jp/novels/26108553
#エブリスタ
・物語のあらすじ
主婦である由樹は日々の生活のストレスを発散するために旦那デスノートに日々話を盛りながら、投稿を繰り返していた。
ある日、旦那デスノートにチャット機能が追加され、由樹は興味本位で1つのコミュニティに入った。
由樹含めて5人参加しており、ひょんなことからそれぞれの旦那を協力して殺すことになった。
コミュニティのリーダー格の成子が実際に指揮を行い、殺し方まで指示した。
その方法が山奥で首から下は地面に埋めて首だけ茸みたいに生やして放置し、腐らせて殺す方法だ。
実際に犯罪に手を染めた由樹たちは、リーダーの成子の自宅に招かれそのまま監禁される。
一方で世間では同じように首だけ晒した死体が全国で発見される。
成子と同じ発想の殺人が全国で同時多発するのはなぜか。
誰か裏で操っている者がいるのだろうか。
現代的で多く見られる初対面同士での結束と悪意が交錯して、人間の醜さと、死体がドロドロ溶けていく醜さが、むしろ快感になり美へと変化する作品。
ドロリと惨たらしい中に現代的な美学が散りばめられた物語。
過去の唯美主義の人生と切り離された美ではなく、直接人生に突き刺さる美を表現しております。
これは、料理に例えるならば、青紫色のルウのきのこカレーを作るイメージで執筆しました。
青紫色のルウには山菜やベリー類も含まれており、スパイシーな味の中に不協和音のような甘酸っぱさがアクセントになり、フックの役割を果たします。
以上で今回の自作PRを終えます。ぜひご一読いただけると幸いです。
決して時間を無駄にしたとは言わせない出来栄えではあると思っています。