001-04: 上海・南京・鎮江・蘇州

2002年８月12日　鎮江の市場

鎮江の早朝、散歩に出た。早朝の散歩は昼間では出会えないものや人たちに出会うことができる。

ホテルを出てすぐに目に付いた器用に輪タク上で仮眠する輪タクの運転手

昨夜の長い列の夜店はこのゲートを潜った所から始まる。

この路上奥の方まで背中合わせに夜店が連なっていたのだが今はご覧のとおり。

目の前を横切ったバイクの荷台にぎょっとした。曲がり込んだ辺りに来てみると…

そこは市場の入り口だ。覗いてみたいと思っていた場所なので入ってみる。

入り口近くでは肉をさばいる。客が取り合いをしていた部位はきっと美味なんだろう。

野菜は肉売り場とは離れた場所にある。青い野菜のにおいが溢れる。

ジャガイモのようなのも四角いのも茶色のものも豆腐のようだ。

市場横の路地には川魚が並ぶ。これはナマズ。

浅い水の中でピチピチ跳ねているのは川魚。

カゴの中の鳥は全部生きている。ガーガーと賑やかな一角。

その場で処置してすぐに羽根をむしる。

水洗いしながら細かな毛を抜いている。仕事の邪魔になったのか煩そうな顔をされた。

段ポールの上にムックリと起き上がった子供は目が覚めたばかり。

市場の周りの路地に広がる小さな店は買い物客で賑やかだ。

水平対向２気筒エンジンは調子がよさそうな音を残して走り去った。

市場の左隣にできた人の列は豆乳を買う人達。豆乳は未だ熱かった。

豆乳の行列の奥はスパーマーケットだ。並ぶ商品のパッケージに漢字が目立つ。

色々と説明してくれる言葉が分らない。私が外に出るまで言葉をかけてくれた。

信号機の下は信号が変わるまでの秒数を示している。

銀座四丁目交差点のような場所にある大市口広場は早朝から体を動かす人で一杯だ。

思わず歩道に座り込んで見とれてしまった見事な太極拳はご夫婦のようだ。

剣を持っての演技は動きがシャープで力強い。太極拳に対する認識が変わった。

市民に解放されている広場は私達が泊まった国際飯店の真向かいにある。

ホテルの部屋から見えるのは昨日TAOさんが買い物をした鎮江商業城。