COACHにも偽物が!査定士が見分けるポイントをお教えします!
皆さんこんにちは。
日曜始まりのカレンダーに慣れていなくてパニックになる
今野です。
今回は偽物の見分け方の第3弾としてコーチの
チェックポイントをお伝えしていきます。
数は少ないのですが、コーチにも偽物ってあるんですよ!
シグネチャーで見分ける
シグネチャーラインは2001年に発表されたもので、
COACHの頭文字の「C」をモノグラムで
プリント、織り込んだデザインのラインです。
このコレクションが本場のアメリカでも日本でも大ヒットし、
世界中にコーチの名が知られることになりました。
そんな人気のシグネチャーラインの偽物があります!
見分けるポイントはCとCの間の糸です。
画像の◯で囲った部分ですね。
本物はこの間の糸は1本と決まっています。
偽物はくっついてしまっていたり、逆に糸が多くて離れていたり
します。
ココはひと目で判断できるポイントですね!
次のポイントも糸の数です。
アップにしたら少し分かりづらいのですが、
矢印部分の黒い糸の数は6本で作られています。
よく査定する人がルーペで見ているのはこういうところです。
私も見ながら1.2,3...と数えてます。
6本以外だったら要注意です!
次はCとCがくっついている部分の5角形を見ます。
本物はよく見ると左右対称ではありません。
偽物は逆に左右対称の5角形だったりします。
ボタンで見分ける
次はボタンをチェックしていきます。
上の画像はマグネットのボタンです。
矢印の部分に「COACH」「ROMAG」「COMAG」の
刻印があるかを見て下さい。
もし刻印が無かったり、違う刻印がされていた場合は
要注意です!
続いてホック式のボタンです。
オス側は放射状の花弁のような細かい溝になっています。
メス側のCOACHの刻印も本物はきれいに入っています。
偽物は歪な形になっていたり、文字の字体が違ったり
処理が汚くなっているものが多いです。
ファスナーで見分ける
最後にファスナーを見ていきます。
コーチに使われているファスナーは主に、日本のYKK社と
アメリカのIDEAL社のものが使われています。
もし、他の会社のものが使われていたら注意して下さい。
偽物、もしくはファスナーが壊れてコーチではないところで
修理した可能性があります。