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怒涛の4年間|韓国語を使う仕事に就くまで|2020~2024年|

4年ぶりに記事を更新することになってしまいました…💦
2025年はXだけでなく色々な場所で発信活動を活発に行いたいと思っているので、noteの更新も定期的にやっていきたいと思います!
韓国語を使って仕事をしたい方や、韓国コスメに関心のある方はぜひフォローしてみてください😉

1. 2020年
‐新大久保のエンタメ会社で
アルバイト‐

2020年、大学4年生で就活を迷走していた私ですが、やっぱり韓国エンタメで働きたいという気持ちは変わらず、コロナ禍だったけど、ちょうどヨントンが始まった時期で、ヨントンの通訳担当を募集していた求人を発見し応募!アルバイトだったので結構簡単に採用が決まりました(笑)
正社員登用ありということだったので、うまくいけば正社員になれるかなというのを期待して、そこで働き始めました。
正社員を目指していたので、ヨントン担当だけでなく、事務的なことも任せてもらえました。主な業務内容としては、SNSの更新・配送作業(包装作業、Excelで配送リスト作成)・お客様対応(メール配信・Zoomの使い方説明)などなど…。

担当したアイドルをいくつか挙げると…IMFACT/NATURE/BF ミヌ/ホン・ウンギ/B.I.G ヒドゥとゴンミン/レファンさんとウンジェなど、知る人は知るって感じのアイドルでした(笑)
個人的にはIMFACTもレファンさんも好きだったし、全て通ってきたアイドルだったので担当できたのはいい思い出です。

話を戻すと、正社員登用されるためにかなり頑張ったのですが、やはりコロナ禍で大学卒業後すぐには正社員登用はできないと、2021年2月に言われ、仕方がありませんが大学卒業後どうやって生計を立てよう…と不安になったのを覚えています。
でも今考えればそこで正社員にならなくてよかったと思います。
というのも、条件は最低レベル(月収20万、ボーナスなし)なのに、現場を担当すれば12時間以上は拘束されるのが当たり前で睡眠時間も削られ、ボロボロになっていたことでしょう…。
そしてアイドルの裏の顔などを知ってしまい、自分が好きだったKPOPを嫌いになってしまいそうだなと思いました(笑)
しかも韓国系エンタメ企業ではあるあるなのかもしれませんが、上司が気分屋でその顔色を見て動く必要がありました。(かと言って仕事ができるわけでもない笑) 無愛想なのは基本ですね。
そんなこんなで、大学卒業後の進路に再び陰りが見え始めたころ…。

2. 2021年
‐留年確定からの再び就活‐

留年確定のお知らせが届きました(笑)
そこのエンタメ会社で正社員になるために、正直学業を疎かにしていましたし、単位の計算間違いという私の詰めの甘さが露呈して、2単位足らず(1授業分)留年が確定…。
その文字を見た瞬間世界が崩壊した感覚で、今思えば阿保だなって感じですがGoogleで「留年 自殺」みたいなワードで検索するほど、留年したら死に値するんじゃないかと思いました。
両親に報告すると母親は「もう決まったことは仕方ないね」と意外と怒らずに受け入れてくれましたが、逆に父親のほうが混乱していました。
でも2人とも、想像以上にすんなりと仕方ないよと受け入れてくれて、上記でも記したように、大学卒業後の進路も明確に決まったなかったので「いい機会だからもう一度就活するか…」と気持ちを切り替えることができました。

留年をプラスに捉えると、1年同級生と遅れを取ったところで何も変わらないということ、世の中1年くらいの差は特に関係ないということ、この2つがわかったことは自分にとって非常に大きな収穫だったと思います。
履歴書には2017年~2022年大学卒業見込みという5年間大学に通っていることを隠さず記載していますが、今まで面接官に突っ込まれたことはありません。やり直した就活でも全く突っ込まれませんでした。
1年の差なんて、案外そんなもんなんですね。若ければいくらでもやり直しはききますし。ただ両親の金銭的な支えがなければ、立て直せなかったかもしれません。感謝してもしきれないです(__)

大学5年目は、就活をやり直しながら、クラウドワークスでYouTube動画の韓日翻訳をして過ごしました。
そして入社を決めたのは、ベンチャーの人材企業。
やっと社会人デビューできるかと思った矢先…またまた暗雲が立ち込めます(笑)

3. 2022年
‐新卒でブラック企業からの
逆転の韓日翻訳正社員へ‐

2022年4月、ベンチャーの人材企業に入社を決めて、いざ入社式。
配属先はどこになるんだろうと期待を胸に参加していると、まさかの研修という名目でクライアント先のコールセンターで働くことに!!(*_*)
同期全員ばらばらではありますが、クライアント先のコールセンターで無期限の研修をすることになりました。
研修というのは100歩譲ってわかるとしても、無期限って!
労働力足りないから、いいように使われてる感が半端ない(笑)
その配属命令が下ると、同期全員「あれ…?」と空気が一変。
しかもカレンダー通りの休日でボーナスも年1回であったはずなのに、休日が週休二日制になっていて、1年目はボーナスなしという後出しじゃんけんすぎる労働条件に変更されていた…!
正社員なのに扱いが派遣社員(笑)
同期の中には次の日に辞めた子もいました(笑)
ただ私達はクライアントの中でも1番ホワイトなクライアント先に派遣されたので、そこの人に相談して、結果カレンダー通りの休日を取り戻しました。
本当に世の中って険しい。
そんな会社だったので信用もできないし、やる気なんか起きるわけないですが、すぐに転職なんかできないので、とりあえずコールセンターで社会人マナーを身につけるか…と思いながら仕事をしていると…。

社会人になる前にwebtoon翻訳のアルバイトに応募していたんですが、ずっと音沙汰がなかったのに、5月にアルバイトしませんかというメールが届いたのです。
ずっと韓日翻訳をしたいと思っていた私にとって、すごくいい機会だけど、正社員からアルバイトになることに抵抗感があり迷っていました。
そこで父親に相談すると「自分のやりたいことをやったほうがいいし、自分を必要としてくれる場所でこそ花咲ける」という返事をくれて、背中を押してもらい、6月からwebtoon翻訳のアルバイトをすることになりました。
そこから、webtoon翻訳で正社員になることが目標になったのです。

翻訳アルバイトを始めた会社は国際色豊かで自由な雰囲気の会社でした。
韓国語事業は始めたばかりでスタートメンバーとして選んでいただき、3ヶ月しかいなかったのですが、そんな短い期間でも翻訳やPhotoshopの使い方を教育したり、マニュアル作成をしたり、色々な経験ができました。
ただ会社がなんとなく不安定な感じがしたのと、スタートメンバーだったので、目標の正社員になるにはかなり時間がかかるなと思い、webtoon翻訳の正社員求人をずっと探し続けていました。
そしてindeedで現職の会社に出会い、webtoon翻訳の正社員になれました👏
現職では武侠ジャンルのwebtoonを毎日5~6本や、日本語の校正などを担当していました。

ここまで山あり谷ありでしたが、かなり運とタイミングに恵まれたなと感じています。勿論、韓日翻訳ができるように努力したことも沢山ありますが(今度違う記事でまとめます)…。
でもこの時期を経て、その運とタイミングを掴むためには日々努力し準備しておく必要があるんだと思いましたし、私はそれができていたという自信になりました。
そして人生はずっと下り坂が続くこともないんだなとも思いました。
本当に濃い激動の時期でした(笑)

4. 2023~2024年
‐webtoon PDからの
韓国ビューティー企業へ転職‐

2022年10月から現在の会社に入社し、韓日翻訳と日本語校正の担当をすることになり1年が経ち、2023年年末から会社の体制が変わることに。
今までローカライズを主軸にやってきましたが、webtoon制作スタジオに主軸を転換していくということでした。
今までずっと翻訳しかしていなかったのですが、webtoon制作のプロデューサー業務を行っていくことになったのです。
正直、翻訳がしたかったからwebtoonというジャンルを選んだので、webtoon制作には興味なかったですし、仕事の勉強としてwebtoonを読んでいたり、アニメや漫画に全く触れてこなかった私にとっては不安でしかありませんでした(笑)

先輩もひとり転職してしまい、2024年3月頃に私も転職を考え、実際に面接も受けたのですが、やはり今まで翻訳しかしてこなかったので、転職をするのは時期尚早だなという結論に至り、企画を立てたり、クライアントとやり取りを行うのは、どの会社でも必要な要素だなと考え、どこの会社でも通用するような要素を身に着けようと決心しました。
また業務を行っていくと企画立案をすること自体は楽しいと感じ、今度は何かの企画を立てて進めていく職に就きたいな~とざっくり考えていました。
(webtoonプロデューサーが何をするのかについても今度まとめます!)

そして2024年10月、とある韓国ビューティー企業日本支社の販促企画部門の求人を発見します。
その求人を見た瞬間、「これだ!!」となりました(笑)
webtoonのプロデューサーをやりながら、最も苦痛だったのはwebtoon・漫画・アニメにも興味がなかった私が、自分の時間にもwebtoonや漫画・アニメコンテンツを見て勉強しなければいけないということ。
どの仕事をしても、自分の時間を仕事の勉強などに費やす必要が出てくると思います。
そのため、自分の時間を使っても苦痛に感じないジャンルを取り扱いたいと思いました。
私はSNSが大好きだし、流行にも敏感なほうで、コスメや美容についても常日頃からアンテナを張って情報収集していて、韓国コスメ企業で一度は働いてみたいという希望もありました。
なので、その求人を見て、すぐに応募しました。
でも大人気ブランドを持つ会社だったので、絶対に応募者は多いだろうと思い、1次面接までいける自信はありましたが、採用されるとは思っていませんでした。(面接の内容などについてはまた今度まとめます!)
私が考える採用してもらえた理由としては、3つあると思います。

  1. 現職の環境が韓国人9割で、本社が韓国にあるという似た環境で働いていたこと。急に仕事を振られることになれている点。

  2. タフなメンタルと体力があること。
    これは求められていることだなと思い、今までの経験を絡めアピールしました(笑)

  3. バリバリ働いて、いっぱい稼ぎたいと思っていること。
    これは本当に思っていることですが、企業が求めている人物像だったので、重点的にアピールしました。

新しい会社は、残業が多く、タフなメンタルと体力が必要とされる会社のようです(笑)
正直心配はありますが、それなら1番若い今のうちにチャレンジしたいと思って、覚悟を決めて面接に臨んだのが勝因だったのだと思います(笑)

韓国語を使って仕事をしたいと思っている方は、韓国人と仕事をすることになると思います。韓国人はかなりはっきり言う人が多いですし、仕事も流動的なので「今それ言う?」みたいなことも多いです(笑)
そういうところについていけるかが、かなり大事になるのかなーと思います。逆に韓国系企業で働いていて、いいなと思うところは、社員の声に耳を傾けてくれることが多く、提案したらすぐに行動に移してくれます。変化が早いことがいいところでもあり、裏目に出るところでもあり…(笑)
次の職場も社員の意見を尊重し、労働環境を整えていくことに積極的に取り組んでいるようなので、期待しています~。

かなり長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます!
次は「webtoon翻訳正社員になるまで何をしたか」についてまとめたいと思います!

乞うご期待✨

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