度々どうしても考えたくなること
去る2024年7月15日が今年の海の日。
祝日の有り難さを感じつつ、何を祝う日か分からなかった私だったが、改めて調べてみたところ、島国である日本として海の恩恵に感謝したりする日で良いと理解。
因みにちゃんと理解する前から毎年、私は海の日に「夏」「海」を楽しもうという意志をハッキリ持っていた。具体的にはプールや海に行ったり、かき氷を食べたりといった具合。
最近は季節を感じやすい和菓子系を食べることも多く、伊勢丹にいそいそ赴いて鈴懸さん、仙太郎さんの列に並んだり!
ただ大好きな和菓子で並ぶと和菓子の味?雰囲気?も変わってしまう気がして、そういう時は百貨店の中などではなく路面店があるお店に行くことにしている。
そうなるとやはり、とらやさんに足が向くことが多いかもしれない。特に赤坂本店は内藤先生の建築が好きであることも相まって「和菓子を買いに行く」ことを外出の理由にしてしまいがちだ。
今年はそんなとらやで海の日にちなみ、琥珀製『沖の空』を購入した。
見た目は物凄く爽やかで緑と青の琥珀羹と白の道明寺羹が重ね合わされていた。イメージはとらやのHPによると「きらめく海と白い雲が織りなす光景」とのこと。正に海の日に相応しい。
しかし爽やかさは視覚だけで、味覚で感じられるのは羊羹らしい単調な味かと思っていたら、お味はもっと爽やかで、いい意味で裏切られることとなった。
特に爽やかさを引き立てていたのは勿論、レモンで、道明寺羹に入っていたらしい。てっきりゼリーのような琥珀の部分かと思っていたから、説明を読んで自分の思い込みに愕然。
見た目に囚われすぎていた…
そして和菓子を食べる度にどうしてもやりたくなることがある。それは最近感動した景色を和菓子で食べてみたい!ということ。
例えば、最近は日差しがカンカン照りだけれどそんな時に公園や並木道で出会うことのできる"木漏れ日"。お菓子であったら絶対食べたい。
木漏れ日という名前の上生菓子を食べたことのある方がいらっしゃったら是非教えてください!
因みに私のイメージはこれ↓
あとはオリンピックが始まったので、7月中だと「ゲランド」という上生菓子をとらやさんで買いました。
これも絶品だし新しい!和風とフレンチって相性こんなに良かったっけ?と毎回驚きます。
塩味のある和菓子で夏にもいいかも?
次に狙っているのは、「袖の香 紅」という上生菓子。形にないものを形にしたところが本当に素敵だと思う。