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アトピー性皮膚炎と蕁麻疹はこれをやめたら良くなった。結局食べ物が大事。


健康のために何を食べてますか?


とーっても良く聞かれます。

多くの人は何を食べたら元気になるのか?
このサプリメントを飲んだら病気が良くなるのではないか?
便秘だから食物繊維を食べなくては…
など何かを足すことを考えることが多いかと思います。


しかし、健康のためには
“何を食べるのかより、何を食べないか”を決める方が健康になっていくと、経験からも強く思います。

僕は学生の頃から朝は起きれず、常にむくんでいる状態で目が重たい。
アトピーや蕁麻疹も頻繁に出ていて、調子が良い!
と言う日はほとんどない、、、と言うのが当たり前の日常でした。

検査によって可視化された不調の原因

そんな僕が食事を改善するに至ったのは、自分自身の不調の原因を
様々な検査をしたことで可視化できたことです。
例えば、
・遅延型フードアレルギー
・スニップス遺伝子検査
・有機酸検査
・即時型アレルギー検査
・血液栄養解析

これらを適時受けることで、体の中の炎症を減らし、自分に合わない食べ物を見つけて改善していきました。

合う食べ物・合わない食べ物は人それぞれではあります。
個人的には発酵食品(味噌や麹、漬物)やとうもろこし、アスパラガスなどはほとんど食べません。
遅延型フードアレルギー検査をした際は、1番好きだったチョコレートが高アレルギー反応がでました。
グルテンや乳製品なども高反応を示していました。

原因としては前職が小麦系だったのでその影響もあったと思いますが、、、

しかしこれらは人によっても差がありますので、今回は多くの現代人、特に副腎疲労やアトピー性皮膚炎、不定愁訴のある方に有害(毒素)となりやすい食べ物をお伝えしたいと思います。

僕のように解毒力の低い人は、これらの食品を避けることで人生がより良い方向に進むのではないかと思います。

前置きが長くなりましたが、「みんなが食べているから大丈夫」と言う概念を取っ払い、自分の身体と向き合うきっかけとしていただけたらと思います。

解毒力の低い人が避けるべき食べ物とは?


添加物・調味料編


ソルビン酸K:保存料として使われますが、長期摂取により健康リスクが懸念されています。
例:チーズ、ヨーグルト
健康リスク:ソルビン酸Kの摂取は一部の人々でアレルギー反応や胃腸障害を引き起こす可能性がありますが、一般的には低リスクとされています。ソルビン酸KはEUやアメリカでは広く使用が許可されていますが、アルゼンチン、カナダ、ブラジルでは規制があります。

亜硝酸ナトリウム:発がん性物質とされることがあり、特に加工肉に含まれます。
例:ハム、ベーコン
健康リスク:亜硝酸ナトリウムはニトロソアミンという発がん性物質に変わる可能性があり、消化器系のがんリスクが指摘されています。

コチニール色素:虫由来の天然色素ですが、一部の人にアレルギー反応を引き起こすことがあります。
例:カニカマ、ハムなどの加工品、飲料系
健康リスク:アナフィラキシー反応などの重篤なアレルギー反応が報告されています。

タール色素:人工的に合成された着色料で、食品や飲料に広く使用されています。
例:炭酸飲料、キャンディ、シロップ、駄菓子など
健康リスク:アレルギー反応や行動問題(特に子供の多動性)が挙げられます。一部のタール色素は動物実験で発がん性が示唆されており、アナフィラキシーのリスクもあります。消化器系への影響やその他の健康問題も報告されています。

トランス脂肪酸(ショートニング、マーガリンなど):心血管疾患のリスクを高めると言われています。
例:クッキー、ケーキ
健康リスク:トランス脂肪酸の摂取は冠動脈性心疾患や2型糖尿病のリスクを著しく増加させるとされています。

異性化液糖:過剰摂取で肥満や糖尿病のリスクが増します。
例:ソフトドリンク、スポーツドリンク
健康リスク:異性化液糖の過剰摂取はインスリン抵抗性や脂肪肝のリスクを増加させるとされています。

化学調味料:一部の人に頭痛やアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
例:インスタントラーメン、スナック菓子
健康リスク:グルタミン酸ナトリウム(MSG)は頭痛、発汗、胸の圧迫感などの症状を引き起こす「中華料理店症候群」と関連付けられています。

精製塩、精製砂糖:栄養価が低く、過剰摂取で生活習慣病のリスクが高まります。
例:塩分の多い加工食品、甘味飲料
健康リスク:過剰な塩分摂取は高血圧や心血管疾患のリスクを増加させ、過剰な砂糖摂取は肥満や2型糖尿病のリスクを増加させるとされています。

みりん風調味料:高い糖分と人工添加物を含みます。本みりんとは似て非なるものです。
例:安価な居酒屋、定食屋、学校給食や病院食など
健康リスク:糖尿病や肥満、アレルギー反応のリスクを高めます。栄養価は低く、発酵食品に含まれるビタミンやアミノ酸が不足しています。また、人工甘味料や添加物の過剰摂取は消化不良や胃腸障害を引き起こすことがあります。

食材編


小麦(グルテン):アジア人の大半が合わない。アメリカ人でも4人に1人はグルテンフリーです。特に海外産の小麦は化学薬品も多い。
例:ラーメン、パスタ、うどん、揚げ物、パン、カレールウ、ケーキなど
健康リスク:グルテンはセリアック病患者やグルテン過敏症の人々にとって消化不良や腸の炎症を引き起こす可能性があります。モルヒネの十分の一の毒性あり。

乳製品:20年前から、カルシウムを摂るには乳製品を避けるべきという論文が増えています。
例:牛乳、ヨーグルト、チーズ、シチューのルウ、乳酸菌飲料など
健康リスク:一部の研究では、乳製品が前立腺がんや乳がんのリスクを増加させる可能性があると報告されています。モルヒネの十分の一の毒性あり。

:日本人の多くがアレルギーを持っている。ヒスタミンを増やす。
例:お菓子全般、揚げ物など
健康リスク:卵アレルギーは特に子供に多く、アナフィラキシーの原因となることがあります。また、高ヒスタミン食品として、アレルギー症状を悪化させる可能性があります。

豆乳:人によっては少量摂取でも炎症を誘発します。
例:卵フリーや乳製品フリーのものは豆乳を代替品にしているケースが多い
健康リスク:炎症を悪化させるリノール酸やレクチンが含まれ、血管の炎症を促して動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞や動脈解離のリスクがあります。エストロゲン作用を持つイソフラボンの影響も懸念されています。

まな板より大きい魚:大きな魚は水銀を蓄積しやすく、健康リスクがあります。
例:マグロ、メカジキ、サバなど
健康リスク:水銀は神経毒性があり、特に妊婦や子供に対して影響が大きいとされています。

ツナ缶(缶詰):缶詰のツナには水銀+アルミニウムが含まれることがあります。
健康リスク:水銀の過剰摂取は神経系に影響を及ぼし、健康リスクが増加します。

産地編


根菜類:放射線照射や化学薬品(クロロプロファム)が使用されています。
例:アメリカ輸入のジャガイモ、中国輸入のニンニクなど
健康リスク:放射線照射による食品の安全性に関する議論がありますが、長期的な健康影響についてはまだ不明確な部分があります。

ブラジル鶏肉:抗生物質が多用されています。
例:安価な焼き鳥屋、スーパーの惣菜、業務用のスーパーの安売りなど
健康リスク:抗生物質の過剰使用は、抗生物質耐性菌の増加を招き、公共の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

チリ産サーモン:抗生物質が多用されています。
例:大手回転寿司、スーパーの鮮魚コーナー、ホテルビュッフェなど
健康リスク:同様に、抗生物質耐性菌のリスクがあります。

お肉・野菜編


安価な牛肉、国産肉:EUで禁止されているモネンシン(成長促進剤)が使用されています。
健康リスク:モネンシンの長期摂取により、動物の健康問題や人間の健康リスクが懸念されています。

レバー、ホルモン類:これらの部位には重金属や毒素が蓄積しやすいため、過剰摂取は避けるべきです。レバー(肝臓)=解毒する内臓のため毒素袋の可能性・・・
健康リスク:特に肝臓にはビタミンAや銅が高濃度で含まれており、過剰摂取は中毒症状を引き起こす可能性があります。

ヒスタミン:一部の野菜に含まれ、アレルギー反応を引き起こすことがあります。
例:加工肉、干物、トマト、ナス、アボカドなど
健康リスク:高ヒスタミン食品は、ヒスタミン不耐症の人々にとってアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

シュウ酸:代表例ですとホウレンソウなどはシュウ酸が多く腎結石の原因となります。
健康リスク:シュウ酸は体内でカルシウムと結合し、腎結石を形成するリスクを増加させます。

農薬:一部の野菜には農薬が多く使われています。
例:ラウンドアップ(フランス、ドイツ、タイ、アメリカでも一部の州では禁止している)
健康リスク:長期的な農薬曝露は、がん、神経疾患、内分泌障害などのリスクを増加させる可能性があります。

飲み物編


お茶(特にペットボトル):シュウ酸が多く、結石の原因となり、農薬が含まれることがあります。
健康リスク:シュウ酸は腎結石の形成リスクを増加させ、農薬は健康に悪影響を与える可能性があります。

缶コーヒー、インスタント:カビ毒が多いことがあります。
例:コンビニのコーヒー、自動販売機など
健康リスク:カビ毒(オクラトキシンAなど)は、腎臓や肝臓にダメージを与える可能性があります。

ジュース:血糖値が急上昇し、糖質過多になります。
健康リスク:過剰な糖分摂取は、2型糖尿病や肥満、心血管疾患のリスクを増加させます。

かなり長くなってしまいました・・・
細かく書けばまだまだありますが今回はこの辺りにしますね。

少しずつできる範囲でこれらの食品を避けていくと自然と自分に合う食べ物が見つかっていきます。

身近な方でも、ラーメンをやめたら慢性腰痛が改善したり
ヒスタミンを減らしたらアトピー性皮膚炎やリウマチの痛みが気にならなくなった方など、ご本人も驚くような変化がでています。
(※ヒスタミンについては別途記事にしますね。)

高額な何かを勧めているわけではなく、何かをやめるのにコストは掛かりません。
まずは2週間、次は1ヶ月そして3ヶ月・・・と、できる限り引き算してみてください。

頑張った先には人生で1番調子の良い日が待っています。

皆さまが健康でありますように。

参考文献

  1. EFSA Journal on Sorbic Acid

  2. Human Health Effects of Nitrite

  3. Potassium Sorbate and Intestinal Microbial Activity

  4. Oxalate, Magnesium, and Calcium in Tea

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