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#アンダーグラウンド
【短編小説】興味がない
例えば、道端で羽休めしているカラスが何羽かいたとしよう。
それらを脇見して、お前はそいつらの個性特性を答えられないだろう?
お前に脇見されたカラス共も、お前と俺の個性や特性なんて見分けられるはずもない。
それはお前はカラスを、カラスは俺達を、個ではなく一個の種族として見ているからだ。
だから翌日、そのカラス共が一羽や二羽程減っていても、人間側は気付かないだろうよ。
つまりそういうことさ。
例えば、道端で羽休めしているカラスが何羽かいたとしよう。
それらを脇見して、お前はそいつらの個性特性を答えられないだろう?
お前に脇見されたカラス共も、お前と俺の個性や特性なんて見分けられるはずもない。
それはお前はカラスを、カラスは俺達を、個ではなく一個の種族として見ているからだ。
だから翌日、そのカラス共が一羽や二羽程減っていても、人間側は気付かないだろうよ。
つまりそういうことさ。