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【短編小説】興味がない
例えば、道端で羽休めしているカラスが何羽かいたとしよう。
それらを脇見して、お前はそいつらの個性特性を答えられないだろう?
お前に脇見されたカラス共も、お前と俺の個性や特性なんて見分けられるはずもない。
それはお前はカラスを、カラスは俺達を、個ではなく一個の種族として見ているからだ。
だから翌日、そのカラス共が一羽や二羽程減っていても、人間側は気付かないだろうよ。
つまりそういうことさ。
約1週間振りでございます。水尾崎です。
先程投稿した「if」という作品から、小説タグの他に内容に沿うようなタグをつけることにしました。恐らく多くても5つ6つとはつけないと思います。なるべく厳選します。
相変わらず気紛れ更新ですが、これからも宜しくお願いします。
【短編小説】青蜂商店
いらっしゃいませ、お嬢さん。
ご新規さんがここに辿り着いたのはいつ振りですかねぇ…。
ここは青蜂商店。青い蜂、と書いてセイホウと読ませます。
お客様が望むものを望む形で手に入れる為の品を扱う店、とでも言っておきましょうか。
お嬢さん、どうしても手に入れたい人がいるのでしょう?
隠さずとも分かります。えぇえぇ、そのお気持ちも痛い程分かりますとも…。
なので特別に、おまけしておきましょう。
さぁ
こんばんは、水尾崎です。実は今月の2日に誕生日を迎えました。先程投稿した『幸せ』という短編は、元々その日に合わせて公開しようと書き始めていたものです。
水尾崎が感じたことや体験したものを少しずつ織り交ぜているので、いつもより自分の言葉で書けたかなと思っております。良ければ。