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人の成長が追いついていない
聴く専門家禅聴者です。
どこの業界でも人手不足だという声をよく聞きます。
ハコモノが増えても人の教育や成長のところが追いついていないというのが現状ではないでしょうか。
私自身そう感じる場面がよくありますが、人の話しでもよく耳に入って
きます。
海外ではこのような出来事は気に留めることではないかもしれません。
もしかしたら、私自身が過敏に反応しているだけかもしれません。
しかし一事が万事、人は一部だけを見て全体の印象を決めてしまいがち
です。
ましてや会社などのフロントが悪い印象だと、その会社全体の印象も悪くなってしまいます。
そんな中で最近あった出来事で印象的だったことを書こうと思います。
皆さんはどう考えますか?
「ホテルマンの対応」
以前より予約してあったホテルに全国旅行支援を利用したいが、どのように手続きをとればよいか問い合わせた。
〇〇のサイトからでないと使えないので、そのサイトに入り自分で手続きして欲しいとのことだった。
わかりましたと伝え、そのサイトから手続きを進めるが何度やっても最後の最後で割引適用にならない。
らちが明かないのでもう一度ホテルに連絡をし聞いてみることにした。
先ほどとは違う方が対応してくれた。
年齢は声の感じから20代の男性と思われる。
状況を話し、申し訳ないがもう一度教えていただきたいと伝える。
そのホテルマンは電話を繋いだまま調べ始めた。
しばらく待ったあと、彼からの返答はこうだった。
彼「当ホテルではまだ全国旅行支援の準備ができていないみたいですね~」
私「ということは今回は使えないということですか?ホームページには対象 となっていますが」
彼「あ~~まぁ~~そうですね~」
私「そうすると、先ほど問い合わせていただいた時に対応してくださった方は使えると嘘を言っていたということですか?」
彼「あぁ~~~~そうなりますねぇ~~~~」
彼の対応をもう少し知りたかったので、ちょっと意地悪なことを言ってみたのだ。
先ほど対応した方が勘違いをしていたのだろうというのもわかる。
しかも、政府の急な指示に各都道府県も対応に追われていたのだろうとも伺える。
間違ったことを伝えてしまったことに怒るわけではない。文句を言おうとも思わない。
ただ、彼の対応に大きな疑問を感じたのだ。
ホテルマンだからということではない。
自分の業務はどういったものなのかとしっかりと考えて欲しい。
そして社会人としての言葉使いや対応の仕方もしっかり考えて欲しいと思うのだ。
これは、彼自身だけの問題ではない。彼を育てる立場にいる人間の責任でもある。元を辿れば会社の問題なのである。
このホテルもここ数年の間に新たに参入してきたホテルだ。
ハコモノを増やし雇用を確保するのも大事だが、人のところを蔑ろにしていては繁栄するものも繁栄しなくなる。
一事が万事、互いに心掛けたいものだと感じた出来事だった。