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国立極地研究所を見学しました

国立極地研究所で一年に一度の一般公開をしていたので、立川まで行って来ました

南極物語で有名なタロウとジロウを含む樺太犬の石像も置いてあり、勝手に盛り上がっていました。

イベントや説明会はてんこ盛りで、南極での活動内容や研究成果の発表会もあります。

研究グループごとに壁に研究成果を貼っていたり、模型や展示があって、学園祭的な雰囲気

現地で活動経験豊富な研究者の発表で、昭和基地やドーム富士の位置や、南極での活動の大変さもよく分かりました。

そもそも昭和基地って南極大陸上にあるわけではなくて、南極大陸から4〜5km離れた島の上のあるのですね。観測隊を上陸させるだけでも2ヶ月の準備期間が必要だそうです。

隕石コレクションは、月隕石であってもが火星隕石であっても、

展示を見ただけですと、ただの石ころにしか見えませんが

製硯師と研究員のトークショーを聞いてからだと

この普通コンドライトが、

とても興味深く特別に見えてくるから、あら不思議

プレゼンを聞いてからと「豆知識」を読むと、南極で発見される隕石の研究とハヤブサの探査との関連性もよくわかります

こちらは硯用にした月の石と隕石NWA869

その場で月の石の硯を使って、実際に墨を擦り、筆で書くパフォーマンスもありました

猛暑の中、涼しく面白いのは南極の氷の展示。普通の氷と南極の氷が並んでいて、違いがよく分かります。

南極の氷は、大昔の空気が閉じ込められているので、気泡がたくさん出てきます。

来年も最新の研究成果を聞きに、また来たいですね。