誤字です 13:J-CASTニュース 23.9.11採集
問題点は3つあります。
1つは、単純な誤字。
同じ人物と思しき人の名前が、2通りの表記になっています。
もう1つは言葉。
正しくは「荒らげた」です。
そして最後が、これは基本的な国語力、記述力の問題ですので、一朝一夕には治らないでしょうが、修正すべき点とその例を書いておきます。
厳密に判断すれば、これはもう、「酔っぱらったのはしょーだい」としか読み取れないのだが、「スタッフ」と「酔っぱらって」の距離が近いので、さっと読むと「酔っぱらっていた」のは「スタッフ」で、だから「酔っぱらったスタッフにからかわれた」と誤読する可能性があります。
修飾語と被修飾語はできるだけ近づける、というのが読みやすい、分かりやすい文の書き方です。
だからここは、位置関係だけを修正し
「しょーだいが酔っぱらって、スタッフにからかわれて」
とするか、もっと読みやすく
「酔っぱらったしょーだいが、スタッフにからかわれて」
とするべきです。
「誤字です」は、本や新聞など紙媒体の時にはあり得なかった、誤字、脱字、言葉の誤用、内容の誤りの多さから、いかに低品質の言葉が大量に生産され大量に消費され、文字文化が軽薄化しているかを、実証するマガジンです。
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