見出し画像

年賀状じまいに思うこと

去年読んだ本の中に、こんな一節があった。
『用のない手紙“平信”の楽しさを知る人は少なくなった。用件などない手紙をやり取りする相手があるのは人生の幸福だと言ってよい。』

年賀状はいつからか平信よりも軽くなっていたのだろうか。

何気ない時間はSNSに費やし、LINEも用件がなければ早々に使わない。情報が溢れ返る世の中で、大きくはない普段の何気ない一言や季節の挨拶を交わす人のことを大切にしたいと思う。

いいなと思ったら応援しよう!