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みずのモデル商会アバターの設定・資料・ギミック全部語りたい! 第6回

それでは『せれん』後編です。
実装されているギミックなどを話していきます。

ギミックの話

うさぎ

うさぎが跳ぶギミックは下絵を描いた頃から考えていました。

某集会で見たドローンギミックから着想を得て、頭に取り付けるところから一旦後ろにボーンを伸ばして、頭の上のうさぎに向けて戻しています。

後ろから力を得るタイプのうさぎ

こうすれば、動いた時にに先に動きが伝わるのは後ろに向かうPhysBoneになるので、挙動の許す範囲に限り頭からうさぎが離れるわけです。後ろに行くときは挙動の許されていない方向になるので、跳ばずに捕まっているような挙動になりますが、偶然です

早着替え

FXレイヤーを工夫することを覚えたので、この頃からちょっと複雑な構造に挑戦してます。

だいたいこういうの

やっていることはIntの切り替え構造を応用したものです。
髪型、服の色、服のONOFFなどを全て別で作っておき、SSに映っているステート(灰色の四角)の中身はアニメーションのないダミーです。

そのダミーにはParameterDriverが設定されていて、FXの他のレイヤーから情報を読み込んでいます。そのステートに入った時に、見た目が変わる指令が他所から出るという設定です。

そして操作は、メニューからではなくハンドジェスチャーのみ、具体的には両手をFistにするとカウントが1進むようになっています。図の左上です。

カウントが進むと、元居たところから離れてExitを通ってDefaultに戻り、一つ下のステートに入るようになります。0~9まで設定されていて、9を超えると0に戻ります。

分かっている人が見れば複雑な遷移条件や分岐もないので、単純なものがたくさん積み重なってるだけのギミックなことが分かるでしょう。

ただこれを作ってみて、Animation・Animatorへの苦手感はだいぶ薄れたように思います。一つ完成させたから、次もできるよ。

……そして、Animator沼の深くへと踏み入っていくのでした。

海底撈月

ちょっとPhysBoneの設定も考えていたところで、IsGrabbedやScratchを条件に出来ることを知ったので、スカートの月を掴んで引っ張ると手に持てて、スカートが月夜柄から新月柄に変わったりすると良いなぁという構想がありました。

ですがこちら、実装されていないギミックになります。

なぜって?

ロングスカートの下側に手が届かなかったからですね。ちっちゃいねぇ!

実際3点だと前屈無理だしね。フルトラ前提のギミックっていうのもね。

ワールド巡りの話

モチーフがうさぎと月なので、月が綺麗で趣のあるところで行きたいですね。

Moon light

藤雅 ~FUJIMIYA~

月下の縁側~The Moonlight Balcony~

原作者が勝手に言ってるだけの話

トレーナー枠。フェアリータイプ使いたいけど、うちにはいません。


では、充分と話したので満足しました。『せれん』回はこのあたりでお開きとしましょう。
次回は本懐スライム娘『湖羊のメエメル』前編です。
興味があればお付き合いください。


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