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みずのモデル商会アバターの設定・資料・ギミック全部語りたい! 第16回

書くこと多すぎて分割になった『夕染雲(ゆうぞめぐも)』中編です。

印象の話

鱗の表現すごい!

元から手描きする気はさらさらなかった鱗部分。ノーマルマップマットキャップでなんとかしています。胴体部分のテクスチャには基礎の色しかありません。

下半身テクスチャ

これで見え方が

実際の見え方

これになるんだから、えらいこっちゃです。

ちなみに鱗のノーマルマップは、初期のころはネットでの拾い物でした。使い続けても誰も気付かないだろうし、2017年から更新止まってるブログですが、一応著作権配慮ということで、最終的には自作したものを使っています。

翼の形状綺麗だね

前回の通り、実際の鳥の翼がどうなっているかを参考に、形状は、リアル鳥そのまま作っています。
カーブ複製でテクスチャが重なった状態でUV展開されているので、羽一枚を描けば全てに適応される仕組みになっています。

羽根ぶわ

逆に、ボーンとウェイト構造はすごい適当です。
本当は翼を広げると折り重なったり羽根と羽根の隙間が広がったりするみたいですが、知らんな! 見栄えが良いならそれで良いのだ!
VRChat用の翼構造を知るためにいくつか購入させてもらい、中身を見させてもらいました。けど同じようにはしませんでした。ちょーっと参考にするには難しかったですね。
揺れものボーンはその辺にウェイトが乗ってれば動きはするから……。

変身ギミックたのしそう!

楽しいよ!

1:15頃から

羽衣をひっぱって切り替えなので腕が広がって、自然と大きく翼を広げる格好になるのが、見栄えが良いので気に入っています。見てくれた人も反応良く喜んでくれるので機会が多くなり、使い込んでいくうちにロールプレイも上手になっていきます。これが魂の形?

水の中泳いでるとちゃんと人魚してる

泳ぐシステムが実装されてるワールドだとギミックが上手いこと働いてくれて、しっかり泳ぐことができました。一応は地上でも同じ動きをしてるはずなんですけどね。

とはいえ、最初の目論見通りにんぎょにんぎょすることができたので、人魚らしいふるまいを見てもらえたら創った甲斐があったというものです。


さて、続いてはギミックの話の予定でしたが、こっちの方が長くなりそうなので他の話を先にしてしまいましょう。

ワールド巡りの話

神社とか夕暮れとか、けっこう似合うところは多いです。ちょうどよく落ち着ける場所はあんまりないけど。

Shinto

お彼岸

うたた寝の庭先 - Early summer gardens -

原作者が勝手に言ってるだけの話

タイプはみず・ひこう。とくせいはてんのめぐみ。エアスラッシュ・ねっとう・あくのはどう・ねっぷう。
わざの威力が低いから許され……許されないかもしれない。

設定の話

夕染雲は本来の名前ではありません。主人捜索のためにいろいろと飛び回り、流れ着いた地でつけられたものです。

当初羽休めに居ついた地域で、普段のように悪戯で船乗りを歌で誘って迷わせる妖怪みたいなことをしていました。

見付かって退治されなかったのは地域柄というか。人々は彼女を神として崇めることで神の座に収まってもらおうとしました。が、本人としては主人こそが崇められるべき神であり、自分は神に仕えるものだとしてこれを拒否。
じゃあそういう職業としての巫女という立場になってもらうことになりました。

彼女は生まれながら下級とはいえ神性を持っていたので、現地にいた神様たちに訊いて明日の天気を当てられたり、気まぐれで縁結びの手伝いをしたり、そもそも変身したり飛んだりしてるし、神々しさは十分だったため、自然と和魂としての側面が強くなっていきました。

そしてそこは、元居た神と人間が完全に分離された地域ではなく、神と人間が相互に干渉するような地域だったため、人間たちの想うところが夕染雲の神だった部分に影響を与え、変えていきました。
鱗や羽の色、羽衣は、近くの地域からの伝承が人間の代が進むごとに混ざっていき、現地に馴染む形へ変わっていったものと思われます。

元居た地域のリージョンフォルムで当然のようにあくタイプついてくるやつですね。


次回は『夕染雲(ゆうぞめぐも)』後編です。
搭載されているギミック関連を語って仕舞としましょう。

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