みずのモデル商会アバターの設定・資料・ギミック全部語りたい! 第4回
『メデューシア』後編です。
メデューシアに実装されているギミックなどを話していきます。
ギミックの話
コライダージャンプ
飛びます。飛ぶだけなのにいろいろとありました。
ある日のこと、お問い合わせがありました。
「移動し終わったときに姿勢が戻らないんだけど、バグじゃない?」
この現象ですね、仕様です。
VRChatでは立ち止まった時やジャンプして着地した時に、姿勢を立ち状態に戻すモーションが入ります。VRC Avatar Descriptor > Lower Body > Use Auto-Footsteps ~のところにチェックが入っていると足踏みして姿勢を戻します。
ただ、この姿勢を戻すモーションが、コライダージャンプと相性が悪いんです。モーション中に身体を傾けているのか、コライダージャンプが垂直に上がらなくなってしまいます。連続でコライダージャンプを使用すると、意図しないどこかへぶっ飛んでいきます。
ということで、使い勝手を取った結果、メデューシアは自動の姿勢制御を切っているんですね。
右手をfistにするとOFF、左手をfistにするとONになるので、移動しながらの切り替えも簡単!一瞬でONOFF切り替えができるので、急降下もしやすくて自由な空からの旅を!
「左利きなんで、ペン持って移動して書くと暴発しちゃいますね……」
「そこまで考慮してないっすね……」
触手ハンド
全ての触手にボーンが入っていて、Inside Colliderで制御しています。ハンドサインを変えるとColliderが動いて、触手の形が変わるというギミックですね。
加えて、掴んで伸ばすとColliderが消えて、範囲外へ伸ばせるようになります。グミっぽいとか美味しそうとか言われることもけっこうある。
触れることに驚いたという声もしばしば聞きました。
PhysBoneだからそりゃ触れるでしょう。と、思って思考停止していてはよろしくないのでちょっと考察。
そもそもVRChatって、手で触れることはあっても、手には触れないんですね。なので握手とかハイタッチとかいうお互いの手を使って何かをする文化ってほとんどない。
だから、手で触れる手、というのが意外と面白いんでしょう。先の方はけっこう厳密なRadiusにしているので、触ったところだけが触られた反応をする。手を通すように触ると触ったところが押しのけられて、戻る。それは手の持ち主の意思ではなく、触った人の意思による動きです。
VRChatでは意外と難しい、物理的な触れ合いがここにあります。
みんな、触手を生やそうね。
カラー
青色のアオウミウシ!
紫色のシンデレラウミウシ!
白黒色のゴマフビロードウミウシ!
黄色のコハクニシキウミウシ!
デフォルトで四色選べるようになっています。
最初は青と紫の二色だけだったものの、販売直前三日前にあと二色を追加しました。販売直前になにしてるんだ。おとなしくしとけ。
パーティクル
足元からは水の波紋のようなパーティクルが出ています。
出る数と間隔を調整することで、ちょっと不規則に見えるような出方にしています。
これがコライダージャンプしてる時は空中に出るのでそれも良い。
エモート
実は基礎エモートも入ってます。Dieのモーション好き。
ワールド巡りの話
海の生き物は海にいますね、海に生きましょう。
Underwater Secret Base ~海中の秘密基地~
Abyss
Aquatic Wishes
絵の話
何故か2回も描かれてる。深海に棲んでると習性が変わるとかもあっていいよね。
原作者が勝手に言ってるだけの話
タイプはみず/どく。とくせいはふゆう。トーチカ・ダイビング・クイックターン・はたきおとす。ひっかきまわそうね。
では、充分と話したので満足しました。『メデューシア』回はこのあたりでお開きとしましょう。
次回はうさぎが本体?『せれん』前編です。
興味があればお付き合いください。