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3.15(土)村中李衣さん、堀静香さん、小川泰治さんのイベント開催@宇部市立図書館

山口県宇部市で豪華イベント開催します

3月15日(土)13:30-15:30 山口県宇部市立図書館にて、
児童文学作家の村中李衣さん、歌人・エッセイストの堀静香さん、哲学対話実践者の小川泰治さんが登壇される豪華イベントが実現!
うれしい☺️

イベントの内容は、チラシをご覧ください。↓

村中李衣さん、堀静香さん、小川泰治さん 山口つながり

村中さん、堀さん、小川さんの3人は、山口県に在住され、
それぞれ宇部市内の保育・教育にかかわっているという共通点があります。
そんな山口つながりなので、会場は宇部市立図書館。

児童文学作家 村中李衣さん

村中李衣さんは、絵本の読みあいを保育園・幼稚園・児童養護施設・刑務所などさまざまな場所で実践されています。
山口にある、官民協働の刑務所、美祢社会復帰促進センターでも「絆プログラム」を実践され、書籍にもなり、NHK E テレでも放映されました。

さらにさらに、長年、創作活動もされていて、児童文学や絵本の著作が多数あります。
昨年、第45回巖谷小波文芸賞を受賞されました。巖谷小波文芸賞は、明治期の児童文芸に寄与した巖谷小波を記念して設立されたものです。
村中李衣さんの著作一覧はこちらから↓ どれもおすすめです。

当日のトークイベント(堀さんとの対談)では「立ちあう」というまなざし、覚悟について、お話いただきます。
昨年ミズノ兎ブックスで刊行した『立ちあう保育』で伝えたいことです。
『立ちあう保育』の舞台は、宇部市と山陽小野田市にある、こぐま保育園。
とても魅力的な保育園です。
50年間の保育記録を通して見えてきたことから書籍が生まれました。

おかげさまで、たくさんの方に届いているのですが、保育者にかぎらず、もっともっと多くの人に届けたいです。

歌人・エッセイスト 堀静香さん

堀静香さんは、今、大注目のエッセイスト・歌人です。
昨年刊行された第一歌集『みじかい曲』(左右社)で、第50回現代歌人集会賞を受賞されました。

エッセイも大人気。
『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』(百万年書房)
『わからなくても近くにいてよ』(大和書房)
堀さんのエッセイ、とってもいいんです。
何気ない日常をかざらない言葉で紡がれ、
胸がキュッとなったり、あたたかくなったり。

一方で、宇部市内の中高の国語科の講師も務められています。
どんな授業をされているんだろう、どんな先生なんだろうと思いますよね。
『がっこうはじごく』では、堀さんの授業の試みにも触れられています。
学校嫌いの先生、そんな先生がいる学校、いいです。
当日は、堀さんの生徒へのまなざしやかかわりについて、お話いただきたいなと思っています。

イベントの第1部は、村中さんと堀さんの対談です。
どんなふうに子どもたちを見ているのか、そして、かかわっているのか、それぞれの大切にしていることをお話いただきます。
とても楽しみです。
どんなところが共通で、どんなところは違うのか。
それぞれのいいところが、対談することによって、より明確になるのではとワクワク。
世代が違うので、価値観に違いもあるのかなと思ったり。
関係ないのかなと思ったり。

哲学対話実践者 小川泰治さん

そして、小川泰治さんは、宇部高専の教員で哲学対話の実践者。
哲学がご専門です。
山口が地元なのではなく、高専の教員に着任して宇部市に8年前移住。
イベント第2部の哲学対話で、ファシリテーターを務めていただきます。

哲学対話。最近になって、よく目にしたり、耳にしたりして、興味もっていました。
テーマは、第1部の村中李衣さん、堀静香さんの対談を踏まえて、
参加者の皆さまと決めることになっています。
どんなテーマになるかも楽しみです。

小川さんは、宇部高専の教員ですが、ZINE『哲学対話日記』の企画・編集・執筆もされています。
哲学対話の実践や、それにまつわるいろいろが書かれていて、とても面白かったです。

このZINEを読んで、哲学対話いいな、いろんなところで実践されるといいなと思い、今回のイベントでも哲学対話をやっていただくことになりました。

哲学対話は、安心して自分の思いや気持ちを発言でき、認められる場。
こんな空間は、今や意識してつくらないと難しくなっているのかもしれません。
いろんなことに配慮せねばならず、本音を言う機会はなくなっているような。

さまざまな役割をいったん降ろして、ただの一人の人として、
言葉にする時間になったらうれしいです。
聞くだけ参加も歓迎!

盛りだくさんのイベント、ぎゅぎゅっと濃い時間にしたいと思います。

関連イベント 『立ちあう保育』パネル展&サイレント・ダイアログ展

関連イベントとして、パネル展『立ちあう保育』とサイレント・ダイアログ展を3月15〜18日に宇部市立図書館展示室でやります!

パネル展『立ちあう保育』は、『立ちあう保育』に掲載されている写真の一部をご覧いただきます。
子どもたち一人ひとりの姿にひきつけられると思います。
いわゆる映え写真ではありません。
プロのカメラマンではなく、保育者さんが撮ったものというのが驚きです。

パネル展とともに、サイレント・ダイアログ展も開催です。
百万年書房さんにお声かけしたところ、ご快諾いただきました。

堀静香さん『がっこうはじごく』(百万年書房)の関連イベントで、
作中にも登場し、週1回授業でおこなわれている「今、ここ」を体験する試みです。
全国各地の書店で展開されたイベントを宇部市立図書館でもしていただくことになりました。
自分の問いに見知らぬ誰かが答えてくれるという、とても面白い参加型のイベント。
はがきが用意されていて、問いを書いたり、答えたり、答えなかったり。

どちらの展示も、子どもから大人までどなたでも楽しめます。
宇部市界隈の皆さま、宇部市立図書館にお立ち寄りください。
3月15(土)、16(日)、18日(火)の3日間です。
短い期間しか展示できず、残念なのですが、ぜひ。

山口の皆さん、イベントご参加、お待ちしています

長くなりましたが、3月15日(土)、山口の宇部が熱い!
参加費無料、先着順、定員40名。要申込です。
この3人が集結するイベントは、最初で最後かも!

申込はこちらから↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfMgU3ajP7XLp446lxHMRzoucx38Ew1sBBpjr3ZokQPY5VgMQ/viewform?usp=header







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