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【南イタリア8日間】ナポリ〜マテーラ〜バーリを巡る旅 9/2〜9/9
訪れる場所
・ナポリ(Napoli)
・ポンペイ(Pompei)
・アマルフィ(Amalfi)
・マテーラ(Matera) ☆2019年ヨーロッパ文化首都
・ターラント(Taranto)
・バーリ(Bari)
行きのフライト
羽田空港からナポリ・カポディキーノ国際空港へ。
SkyScanner
空港からナポリ中央駅(Napoli centrale)まではバスで45分〜1時間弱とのことなので、そのバスがあるうちに空港に到着しておきたい。
1日目(9月2日) 出国→ナポリ泊
■ 移動
前述の通り、ナポリ・カポディキーノ国際空港からナポリ中央駅(Napoli centrale)までは、バス(10分間隔で出ているらしい)を使って、およそ45分から1時間。
9月はじめの日没時刻は19時半頃だそうなので、もし間に合うならチェックインを済ませるなどしてナポリ湾の夕焼けを見に出かけたい。
■ 見どころ
夕日の見えるナポリの名所としては以下が有名。
・サンテルモ城(Castel Sant'Elmo):ナポリの街が一望できます。ナポリ湾を見るならおすすめのスポット。
・卵城(Castel dell'uovo):ここからもナポリ湾がよく見渡せます。
■ 食べもの
・ナポリピザ:ナポリのピザはふかふかパン生地。一人一枚をいただきます。
・スフォリアテッレ(sfogliatelle):パイ生地の中にチーズやクリームが入った焼き菓子。筆者は Sfogliatelle Attanasio のものを食べ、それがとてもおいしかった。
2日目(9月3日) ナポリ→ポンペイ→ナポリ泊
■ 移動
ナポリからポンペイへは、ナポリ・ガリバルディ広場駅(Napoli Piazza Garibardi)から地下鉄(MET)に乗って、ポンペイ駅(Pompei)までおよそ40分。ナポリへの戻りも同様。
■ この日の予定
ここから逆算して、ナポリで見たいものがあれば遅めに出発してポンペイに向かっても良いし(ナポリ>ポンペイ)、はたまた早めにナポリを出てポンペイへ移動してしまってそこで遺跡などをじっくり見ても良い(ナポリ<ポンペイ)。
ちなみにポンペイから、Pompei Scavi - Villa Dei Misteri 駅から出る路線を利用してソレント方面へ行ってもよかったが、Googleに寄せられている口コミから察するにおそらくこちらは小さなローカル線で、駅も狭く、駅員の態度も悪く、詐欺集団も多くたむろしているらしいので、避けることにした。
また、この日のうちにアマルフィやサレルノ方面へ行く予定にしなかったのは、荷物を持ったままポンペイを散策したくなかったためだ。
■ 見どころ
・ナポリ 国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale di Napoli):展示物の量がかなり豊富なので、できれば前日に行っておきたい(それでも不足しそうではある)。ポンペイから出土したものも数多く展示されている。
・ポンペイ遺跡:ここもかなり見るものが多いらしい。元気のある旅の前半に回っておきたい。
3日目(9月4日)ナポリ→アマルフィ泊
■ 移動
ナポリ(Fermata Via Ferraris Galileo)からアマルフィ(Fermata Amalfi)まではバス(5080系統)で途中 Agelora での乗り換えをはさみつつ、およそ2時間50分。
できればソレントも見たいが、アマルフィの景色や街が気にいる可能性(もしくは、混雑したソレント行きのバスに乗り込むだけの元気がないなどの理由)もあるので、アマルフィに滞在する方針で予定を組んでおく。アマルフィからソレント(Fermata Piazza Tasso)まではバス(5070系統)でおよそ1時間50分。最終は21時ころの様子(要現地確認だが、1時間遅延することもあるそう)。
ちなみに青の洞窟で有名なカプリ島へは、直線距離ではソレントからのほうが近いが、ナポリから行くこともできる(フェリーの切符が Piazza Garibardi 駅で買えるらしい)ので、無理にここまで来る必要はない。また、天気や潮の様子によって青の洞窟には入れないこともある。
■ 見どころ
・アマルフィ海岸(Costiera Amalfitana):夕日を眺めながらワインでも飲みたいところ。
・アマルフィ大聖堂(Duomo di Amalfi)
■ 食べ物
・デリツィア・アル・リモーネ(Delizia al limone):アマルフィ名物のレモンケーキ。形がかわいい。
・レモンを使った料理:アマルフィはレモンの生産が盛んらしい(南イタリアはどこもそうな気もする)。
4日目(9月5日)アマルフィ→マテーラ泊
■ 移動
この日の半分はひたすら移動になる。アマルフィからマテーラは、まずアマルフィ(Fermata Amalfi)とコンコルディア(Fermata Concordia)間を5120系統のバスでおよそ1時間10分移動し、そこから徒歩でサレルノの停留所(Fermata Salerno)まで行ってからさらに .Italo の高速バスに乗って、マテーラまで3時間。合計4時間10分をバスで過ごすことになるので、それなりの用意はしておこう。
■ 見どころ
・サッシ(Sassi):マテーラの洞窟住居。世界遺産。1950年代まで人が居住していたそう。
■ 食べ物
・マテーラパン(Pane di Matera):デュラム・セモリナが使用されたパン。I.G.Pの認定を受けている。
・カヴァテッリ(Cavatelli):平打ちのショートパスタ。
・オレキエッテ(Orechiette):耳(Orecchio)の形のパスタ。
5日目(9月6日)マテーラ→ターラント泊
■ 移動
マテーラからフェッランディーナ(Ferrandina)までは .Italo のバスで30分、そこから Trenitalia の IC(InterCity)に乗っておよそ1時間、合計1時間半(+乗り継ぎで1時間ほど、それ込みで2時間半)かかる。
■ 見どころ
・ドーリス神殿(Tempio Dorico):ギリシア時代の遺跡。ターラントの歴史は古く、紀元前8世紀にまで遡ることができる。
・アラゴン城(Castello Aragonese)
・ターラント国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale di Taranto)
6日目(9月7日)ターラント泊
この日は移動せず、引き続きターラントの街や人々を楽しむ。
7日目(9月8日)ターラント→バーリ泊
■ 移動
ターラントからバーリへは、Trenitalia の Freccia でも InterCity でも1時間程度。
■ 見どころ
・サン・ニコラ聖堂(Basilica San Nicola)と旧市街
8日目(9月9日)バーリ→帰国
■ 移動
バーリ中央駅(Bari Centrale)からバーリ空港駅(Bari Aeroporto)までは、電車で25分。
帰りのフライト
バーリ・カロル・ヴォイティワ空港から羽田空港へ。
SkyScanner
お疲れ様でした。旅の思い出を家まで持ち帰りましょう。
この記事は何?
「イタリアに行きたいけど、行けない…」だから、せめてその気持ちを紛らわすために旅程を立ててみたものです。何かの参考になれば嬉しいです。またこれは同時に内容の正しさを保障しないことの表明でもあります。
アイキャッチ画像の場所は?
卵城から西方向(ヴェスヴィオ山とは反対側)に見て撮影したナポリ湾です。