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現代劇な朝ドラが見たいのですよ、私は。

「おかえり、モネ」が早く始まってほしーいなぁ!!

こんにちは。瑞野蒼人です。ひさびさに朝ドラに現代劇が帰ってくるなぁと思ってすっごく楽しみにしています。「おかえり、モネ」。気仙沼・登米、そして東京を舞台に、天気予報士を目指す女の子が成長していくストーリー。いやぁそそられます。

朝ドラといえば、時代物(昭和初期以前とか戦前から始まる作品)が主流ですよね。でも、私はっきり言いたいんです。もっと現代物(昭和・平成・令和が舞台の作品)を書いてほしいって。


私の朝ドラの原体験

考えてみると、私と朝ドラの始まりは現代物でした。2013年のこと。当時一大ブームを巻き起こしたAK制作の作品。おわかりでしょう。そう、あの「あまちゃん」です。いやー懐かしい。宮藤官九郎さんのシナリオといい、ヒロイン能年玲奈さんの醸し出す世界観といい、こんなにかぶりついて見ていた朝ドラは生まれて始めてでした。まだ物書きの楽しさに目覚めていなかった私に、あまちゃんは朝ドラの素晴らしさを教えてくれました。

たぶん、あのハツラツとした雰囲気と小気味良いコメディタッチな物語が、いまの私の作風とか嗜好にものすごく活きてきていると思います。

大体、私が完走した朝ドラ作品って、昭和〜平成〜令和辺りの作品に限定されます。本当の意味で最初から最後までまるっと全部見た作品は「あまちゃん」と「ひよっこ」だけ。あとは、大体途中で挫折して、見なくなっちゃいます。というか、もともと学生なんで総集編でイッキ見するせっかち野郎なんですよ。基本的に。

そうなると、すっごい複雑な人間関係とかイビリあいが始まるうえに、色味が全体的に暗い時代物を敬遠してしまうんです。自然と。なので、そういう意味でも、あまちゃんはすっごく見やすくて面白かった。朝ドラに対するイメージがガラッと変わったきっかけになりました。一番最後の最後、トンネルを抜けた向こう側へ走り出すシーン。あの感動はもう、、、ね。忘れられませんよ。本当に。

そしてそして、私が朝ドラを語る上で外せないもう一つの作品があります・・・それは。


個人的最高傑作「ひよっこ」

マイベスト朝ドラ!もう至高の作品!ナンバーワンでありオンリーワン!多分私が最も影響を受けた朝ドラ「ひよっこ」です。ジャジャーン。

日テレ系4月スタートの土曜ドラマ「コントが始まる」にもご出演される、ご存知、有村架純さんがヒロインの青春群像もの。奥茨城村から集団就職で東京に出てきた田舎っぺ女子が、失踪したお父さんを探しながら東京で成長していく、ってなお話。

これが。もう。本当に素晴らしかった。本放送も総集編も数年前に始まった夕方の再放送でも見て、3周はしたかな?ってなぐらい大好きです。ある意味、朝ドラの常識を打ち破ったような、そんな作品だと私は思います。

ひよっこの何が一番好きだったかっていうと、「語り」がすごかったところです。朝ドラのナレーションって、だいたいヒロインの身内とか物語に登場する人が通しで務めるんですけど、ひよっこは違ったんです。作品に登場もしなければ、関係性もへったくりもない増田明美さんが語りだったんです。しかも、物語に関係ない第三者だからメタ発言も鋭いツッコミも入れ放題やり放題。これがまた面白さを倍増させてました。

あの増田さんの語りが本当に大好きでしたぁ〜ああ懐かしい・・・。コロナ禍のときに再放送されていて、それで熱が再燃して。シナリオブックとか当時のガイド本集めてひよっこの世界にしばらく浸ってましたよ。あと、有村架純ちゃんの同僚であり友達役だった、いわゆる「乙女寮メンバー」も、陰ながら応援してます。

あーあ、乙女寮のみんな、元気かなぁ・・・

あと、脚本家の岡田惠和先生のファンになったのも、このときです。なので去年は、我が敬愛のMr.Children様が主題歌を歌ってくださった「姉ちゃんの恋人」とか、「にじいろカルテ」とかで次々に岡田先生の作品が世に放たれて、それはそれは幸せな一年でした〜・・・。あれ、そういえば「姉ちゃんの恋人」も、舞台とストーリーを変えた「ひよっこ」みがあってなかなか好きでしたねぇ。肝っ玉姉ちゃんこと有村架純さん。素敵でしたわハァァ〜〜〜。

閑話休題。


現代物だっていいじゃない!

というわけで、いつもより長くなりましたが、私の朝ドラ原体験をお話させていただきました。ここまで読んでくださった方はいるのかな?(笑)

私、物書きの端くれをやってる人間として尊敬している作家さんがいまして。それは、「新聞小説」と「朝ドラ」の執筆を担当されている作家さんや脚本家さんです。ほぼ毎日(おおむね週5で)お話を書いて、それをドラマにしてもらうなんて、とんでもなくストイックな方じゃないとできない所業ですよね。いつか書いてみたいなあとは夢見ながらも、いまはまだ全く真似できる気がしない。そんな瑞野です。

「現代物の朝ドラは視聴率が取れない」なんてジンクスがあるそうですけど、そんなことお構いなくどんどん現代物やってほしいです。あわよくば、将来自分で書きたいです。

頑張れ、清原果耶さん!「おかえりモネ」ヒット祈願!

#テレビドラマ感想文

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